わたしだけはひとり、他人とは違っている
静かに本が読めたらそれでいい無職男性
IKEAから棚が届きました
2999円の棚。着替えとタオルおいた。なんかミニマリスト感。
2999円の本棚作成中。けっこう本格的だぞ……。
なんか傾いてるけどいいや。エッチな本があるのでモザイク😚
「本なんて図書館で読めばいい😤」
と思っていたけど。
- これだけはつねに手元にほしい……😣
- 一生大事にするから……😢
と自分を甘やかしてたら増えてしまった。
やはり「紙の本」が最高ですね。
押入れにぶちこんでたけど……。
本棚に置くと手にとる気になる。
でも俺は文字通りの自分の図書館をもってる
おまえのチェーンより絶対金かかってる
But I do quite literally own a library
That definitely costs more than your chain
(AKALA - Fire in the Booth Part 1 YouTube)
さいきんは円安で資産が増えてるし
「自分の図書館」
つくっちゃおうかな……😍
「まだ笑うことのできない赤ん坊」のように暮らす
昔買った本をパラパラ読んでみると、いいフレーズがあった。
多くの人はうきうきと楽しそうにして、まるで大ごちそうを受けているようだ、まるで春の日に高台から見はらしているようだ。
わたしだけはひとり、ひっそりと静まりかえってなんの動く気配もみせず、まだ笑うことのできない赤ん坊のようだ。ぐったりとしおたれてまるで身のおきどころもないようだ。
多くの人はだれもがあり余るほどもっているのに、わたしだけはひとり、何もかも失ってしまったかのようだ。さてもわたしは愚かものの心だよ、にぶくてはっきりしないのだ。(老子「道徳経」上篇 金谷治訳)
これすげー共感できます。
私はリタイアしてあちこちを放浪してます。
北海道へいっても、富士山へ登っても、マクドナルドへいっても……。
みんながキャッキャと笑っている。
仲間と、恋人と、家族と。
しかし、私はひとりで仏頂面でいる。
(あるいは……ニヤッとしている……😱)
私はなにも持たない。
粗末な家に住んで、粗末なメシを食い、粗末なバイクに乗る。
ホテルではなく公園で寝る。
恋人なし、家族なし。
築きあげた地位も、財産も(ほとんど)ない。
何もかも失ってしまったかのようだ……😢
しかしこれこそが「道」なのです
世俗の人びとはきらきらと輝いているが、わたしだけはひとりぼんやりと暗い。世俗の人びとは利口ではっきりしているが、わたしだけはひとりもやもやしている。
ゆらゆらとまるで海原のようにたゆたい、ひゅうひゅうとまるで止まない風のようにそよぐ。多くの人はだれでもそれぞれ何かの役にたつのに、わたしだけはひとり融通のきかない能なしだ。
- 多くの人はなにかの役に立つ
- でも、自分だけはヤクタタズのごくつぶし無職だ😭
老子って超人的なイメージですが。
なんだか寂しい感じ。
しかし、以下の一文でひっくり返る。
わたしだけはひとり、他人とは違っている、そして、母なる根源の『道』に養われることをたいせつにしているのだ。
- 漢文:我欲異於人、而貴食母。
- 書き下し文:「我れは独り人に異なり、而して母に食(養)わるるを尊ぶ。」
ここかっこいい😍
「母」は根本の始原。
自分は陰気で、貧乏で、孤独で、何ももってない。
頭が悪く、ぼんやりしている。
なにも社会に貢献しないやくたたずだ。
ほかの人たちとまるで違う。
でも、それこそが母なる「道」に生きること――
「真実に生きること」
なのだ、と。
まさに老子仙人は
「孤高の無職」
です……🤣
終わりに 俺はこんな人生が大好きなんだ
- うきうきと楽しそうで
- ありあまるほど物を持ち
- きらきらと輝き
- 利口ではっきりして
- 社会の役にたつ
これが「世俗」のライフスタイル。
ありふれてますよね?
すぐにだれそれの顔が浮かんでくる。
私はすべてを失う。
仕事も、収入も、家族もない。
でもそんな
「独り人に異なる」
人生が。
私は好きで好きでしかたないのです……😘