「老後のために今を犠牲にする」という狂気
「苦しい人生なんてイヤだ😭」
とみんな思ってます。
でも多くの人が、つらく苦しい人生を送ります。
なぜか?
「未来のために今を犠牲にする」
からです。
「人生を楽しむ」のもひとつの才能です
「苦しめば苦しむほど幸せになれる」
という考えがあります。
これは「毒」です。
世の中でこんなひどい毒はないかもしれません。
- 「がんばればいつか報われる」
→報われません。 - 「若いときの苦労は買ってでもしろ」
→クーリングオフしてください。
「苦しめば人生が楽しくなる」
これは詐欺です。
楽しむことを続けてきた人が、人生を楽しむことができます
人生を楽しい愉快なものにしたいなら?
楽しめばいいのです。
- 文章家になりたいなら、書けばいい
- 登山で高い山に登るなら、登山すればいい
- 長い距離を泳ぎたいなら、泳げばいい
「そりゃそーだ🤔」
と思うでしょう。
でも、私たちはこう思う。
- 「人生は違う」
- 「社会は厳しいんだ」
楽しい人生を送るためには……
- 苦しい受験勉強して
- 苦しい就活して
- 苦しい出世競争して
- 65歳で退職金をもらってリタイア
だと思ってる。
人生はスキル――お金なくても楽しめます
- 5000円のキーボードを弾くピアニスト
- 1億円のピアノを弾くド素人
どっちが良い演奏か?
前者です。
- 原付スクーターに乗るプロライダー
- 大型バイクに乗るド素人
どっちが速いか?
(たぶん)前者です。
「人生を楽しむ」
これもひとつのスキルです。
ド下手くそは、
- どんな高級車があっても
- 美女/美男に囲まれても
- 資産があっても
不幸です。
スキルがあれば、
- お金がなくても
- モテなくても
- 底辺でも
楽しいです。
なのに、私たちは「生きるのがヘタクソな金持ち」に憧れます。
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未来のために今苦労する人は、幸せになれない
「俺は40年イヤな仕事をして苦労してきた! これから第二の人生楽しむぞ!🤗」
という人は、ご愁傷さまです。
多分うまくいかないでしょう。
人間は適応する生き物です。
「イヤな仕事をすること」を続けていれば、
「イヤな仕事をすること」に最適化されます。
いざ「自分の好きなこと」をしようとしてもうまくいかない。
好きなことが見つからない。
全力で楽しめない。
だいいち、もう頭も身体も老化してしまった。
何をするにも遅すぎる。
そのときには、じっと坐っていたために行動への最善の青春と力とはすでに使い果たされている。そして、いかに多くの人間が「蹶起した」ときにもうその四肢が麻痺し、その精神がすでに鈍重になりすぎているのを見いだして愕然とすることか!
「余りにも遅すぎた」――と彼は自分に言い、自分を信じなくなり、もはや永久に役立たなくなってしまう。 (「善悪の彼岸」ニーチェ)
終わりに したいことをするのです
今日の記事は自分にむけて書いてます。
私は金持ちの家に生まれてません。
教養ある親のもとに生まれてもいない。
自分のしたいことを我慢してきました。
- 冒険家になりたかった
- 作家になりたかった
- 漫画家になりたかった
- プログラマーになりたかった
- 音楽家になりたかった
いまはただのニートなんですが🤣
それでも会社員よりマシです。
これから作家や冒険家になるかもしれませんし……😍
私がボーイの自分に会えたら、ひっぱたいてこう教えます。
- 金のことは頭から捨てろ
- 安定なんてクソだ
- 未来は考えるな、未来なんてただの幻想だ
- いま自分のしたいことをしろ
みなさんも苦しむことはやめましょう。
楽しいことをしましょう。
それが「人生を楽しむコツ」ですから……😘
究極的な心の平安を願うなら、音楽家は音楽を、画家は絵を、詩人は詩を書いていなければならない。人は自分のなり得るものになる必要がある(「マズローの心理学」フランク・コーブル)
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