クソな社会で自由になりましょう
「勝ち組」=「経済的不安のないこと」
↑リタイアして思ったことです。
残酷な社会で「負け組」が生き残る方法
私はクソ底辺高校にいました。
そこはブルーワーカーの子、悲惨な家庭の子、貧乏な子が集まっていた。
みな、勉強なんてろくにしません。大半は高校を出たら就職していった。
私はいろいろあってぼちぼちな大学にいきました。
そこは進学校出身とか、金持ちの子が多かった。
世界がまるで違った。
私が育ったのは「勉強するのはダサい」「ヤンキーがかっこいい」「教師が暴力的に支配する縦社会」という環境でした。
でも大学いったらそんなのは私くらいだった🤣
「低学歴が貧乏なのは、勉強せずに遊んでいたから自己責任だ」
という論調があります。
でも、底辺校にいくような子どもたちには、大学にアクセスできる金も文化資本もないのです。
このことは底辺高校に1週間いれば(1日でいいかも)わかることです。
勝ち組の子は勝ち組
- 「資本主義は実力主義だ」
- 「有能な人間が無能な人間を支配するのは正しい」
という価値観があります。
いまどきこんな「新自由主義的神話」を信じてる人はいないでしょう🤣
現実にはだれでも知るとおり
「生まれ」
でほぼ決まります。
私は底辺高校で、私より、大学の連中より頭の回転の早い人、優れた能力を持つ人を見てきました。
そういう人は、どーなったか?
トラックの運転手になったり、町工場に就職したり、非行に走って中退していった。
もし彼らが良い家庭に生まれたら、偉い科学者やエリート官僚になっていたかもしれません。
勝ち組には「経済的不安」がないのです
- じゃー良い家庭ってなんだ?
- 「勝ち組」ってなんだ?
ってことですが。
私はなによりも「経済的不安がないこと」だと思ってます。
「お金を稼がなくてはいけない」
という強迫観念がないことです。
◆
「親がクソ金持ちな学生が集まるところ」
ってどこだと思いますか?
「東大」「医学部医学科」
なイメージがありますが。
私の経験上「美大」が多いと思ってます🤣
医者になれば年収1000万円は余裕です。
子どもを医学部にいかせる投資は合理的です。
でも、美大はほぼマイナスサムです。
学費はバカ高いのに、就職は絶望的……😅
しかしそれでも、お金持ち勝ち組家庭は
- 「お前の好きなようにしなさい」
- 「美大? いいじゃないか、受けなさい」
- 「自分の子どもが芸術家志望なんて鼻が高いよ🤗」
となるのです。
これが「勝ち組」の世界なんですね……。
貧困家庭で「美大に行きたい」なんていったら、
「バカなこと言ってねえで就職しろ😠」
で瞬殺です😂
結局、世の中はとんでもなく不公平です
負け組に生まれるのは悲惨です。
自分のしたいことができないまま、自分の才能を発揮できないまま、生きていくための労働に塗りつぶされます。
しかし、勝ち組に生まれたら、自分のしたいこと、自分が才能あることをとことん追求できます。
失敗してもダイジョーブ。
親が金持ちだから援助してくれます🤣
そーして、勝ち組はさらに勝ち組になる。
起業家になったり、著名な芸術家や音楽家になったりする。
私がイヤなのは、そーいう連中が
「自分は才能と努力で成り上がった」
と勘違いすることです。
現実には、ほぼ環境で決まってしまうのです。
「成功する秘訣は、泣き言を言わずに一生懸命努力することですね。与えられることを待ってばかりいる人にはうんざりです。僕は何も特別なものは与えられませんでしたよ」(「ふたりの人生は、何がちがったの?」。格差社会にメッセージを投げた漫画 | TABI LABO)
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リタイアして経済的不安をなくしましょう
私はリタイアするまで「負け組」でした。
経済的不安にとらわれていた。
多くの賃金労働者と同じく、毎月の給料のために労働にしばられた。
生きていくのにお金が必要だ、だからお金を稼がなければいけない……。
リタイアしてから、経済的不安がなくなりました。
節約すればお金は減らない。
いざというときは1000万円ある。
そしたら、ずっと長期的にビジョンが描けるようになりました。
給料のために労働で生活を塗りつぶすことより、もっと楽しいことがある。
- 自分の人生をどうしたいか
- どう楽しみたいか
- どうデザインしたいか
そういうことが考えられるようになった。
そんで、ブログとかYouTubeみたいなショボい起業をすることができた。
はじめは一切儲からなかったが、それで「食える」くらいになった(月数万円ですが🤣)。
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これが「勝ち組」の人生なんだ。
と私は気づきました。
彼らはお金の不安がない。
だから、自分のしたいことができるんだ。
起業したいやつは学生のうちから起業することができるし、美術や音楽のような「食えない才能」を伸ばせるんだ、と。
これに気づいたとき悔しかった。
自分が勝ち組になった嬉しさもあったが、負け組として人生を過ごした悔しさが強かった。
「成功したやつ、金持ちなやつは、ほとんどが親が金持ちなだけじゃねーか!😠」
と世界の中心で叫びたくなりました🤣
終わりに 「負け組」を経験した「勝ち組」はやさしい
「勝ち組」=「お金持ち」ではありません。
「お金の不安がないこと」です。
そしてそれは、リタイアするとかんたんに手に入ります。
ビンボーでも経済的不安のない生活はできます。
そして、お金に縛られずに、自分のほんとーにしたいことができます😘
◆
「俺は天才だ! 有能だ! 努力した! だから愚民どもを搾取する」
こういうアホな勝ち組はクソです。
でも、負け組の人生もあきらかにクソです。
お金の不安に縛られて、生きるために死にます。
「負け組から勝ち組になった人」は?
たぶん優しいです。
負け組の痛みを知ってるからです。
お金の不安のない生活でゲットした才能を、良いことに使えるでしょう。
私のブログを読むのはたぶん「負け組」が多いでしょう。
私はそういう人たちに、経済的不安のない生活をゲットしてほしいのです。
そして自分の才能をどんどん伸ばしてほしいです。
そーすれば、世の中はもっと明るく、楽しくなるでしょう🤗
苦しむ社畜が多いより、楽しむ無職が増えた方がいい。
みなさんもリタイアして、ほんとーの「勝ち組」になりましょう……😘
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