30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

「社畜に必要なのは啓蒙だ」とカントは言った

啓蒙とは何か。それは人間が、みずから招いた未成年の状態から抜けでることだ。

カントのエッセーを読みました😆

「社畜に必要なのは啓蒙だ」byカント

他人の指示がないと動けない

未成年の状態とは、他人の指示を仰がなければ自分の理性を使うことができないということである。人間が未成年の状態にあるのは、理性がないからではなく、他人の指示を仰がないと、自分の理性を使う決意も勇気ももてないからなのだ。だから人間は、みずからの責任において、未成年の状態にとどまっていることになる。

「他人に指示されないと理性をつかえない」

のが啓蒙されていない=未成年の状態。

「雇用主のいうことを聞いて働く」

会社員も未成年状態に似ています。

なんも考えないのは楽

ほとんどの人間は、自然においてはすでに成年に達していて、他人の指導を求める年齢ではなくなっているというのに、死ぬまで他人の指示を仰ぎたいと思っているのである。また他方ではあつかましくも他人の後見人と僭称したがる人々も跡を絶たない。その原因は人間の怠慢と臆病にある。というのも、未成年の状態にとどまっているのは、なんとも楽なことだからだ。

他人の指示を待ち、それで行動するのは「楽」です。

社畜も同じ。

  • 他人に命令されて
  • やることを与えられて
  • それで給料や生活が保証される
  • まわりに同じような人ばかりいる

これは楽ちん。

しかし、私もリタイアしてほんと思いますね。

「いい年して他人の言いなりってどーなの?😅」

と……。

社畜は自分で考えることを恐れる

そしてすべての女性を含む多くの人々は、未成年の状態から抜けだすための一歩を踏みだすことは困難で、きわめて危険なことだと考えるようになっている。

ところがこの<危険>とやらいうものは、実は大きなものではない。歩行器を捨てて歩いてみれば、数回は転ぶかもしれないが、そのあとはひとりで歩けるようになるものだ。ところが他人が自分の足で歩こうとして転ぶのを目撃すると、多くの人は怖くなって、そのあとは自分で歩く試みすらやめてしまうのだ。

これはリタイアも一緒です。

  • 貧乏リタイアは怖い!
  • 2000万円でFIREしたら破綻する!

と考える人も多い。

たしかに

  • 投資で失敗する
  • 不意の出費がある
  • 孤独に耐えられなくなる

かもしれない。

でも、すぐに「ひとりで歩けるようになる」のです😘

社畜は社会に脅迫されている

しかしそれは後見人を気取る人々、なんともご親切なことに他人を監督するという仕事をひきうけた人々がまさに目指していることなのだ。後見人とやらは、飼っている家畜たちを愚かな者にする。そして家畜たちを歩行器のうちにとじこめておき、この穏やかな家畜たちが外にでることなど考えもしないように、細心に配慮しておく。そして家畜がひとりで外にでようとしたら、とても危険なことになると脅かしておくのだ。

「人材(ヒューマンリソース)」

という言葉があります。

社会にとって人間は「資源」でしかない。

その資源を最大限活用できるように人間は加工される。

  • バカで
  • 臆病に

される。

そのほうが「便利な道具」だから。

歩行器+赤さん

この未成年状態はあまりに楽なので、自分で理性を行使することなど、とてもできないのだ。それに人々は、理性を使う訓練すら、うけていない。そして人々をつねにこうした未成年の状態においておくために、さまざまな法規や決まりごとが設けられている。これらは自然が人間に与えた理性という脳力を使用させるために(というより誤用させるために)用意された仕掛けであり、人間が自分の足で歩くのを妨げる足枷なのだ。

「自分でものごとを判断する」

ことは学校で教わらない。

「他人が求める答えを見つける」

ことのくりかえしです。

学校の授業でも、テストの答案でも。

カントいわく、それは「理性」ではない。

理性の誤用。

東大に入ればむしろバカになる。

それは「足枷」をつけられているからといえる。

終わりに 社畜に必要なのは啓蒙

こうして啓蒙の標語とでもいうものがあるとすれば、それは「知る勇気を持て」だ。すなわち「自分の理性を使う勇気をもて」ということだ。

  • 理性をつかわない方が楽
  • 理性を使うことは怖い
  • しかし理性をつかわなければ、子どもと同じ
  • 他人にいいように使われる状態
  • 理性をつかうのは最初は大変、でも実はかんたん

社畜の多くは

「啓蒙されていない状態」

といえます。

もちろんこれは経営者ー労働者の関係だけではない。

  • 宗教ー信者
  • 軍隊ー軍人
  • 国家ー納税者

でも同じ。

結局、多くの「ガキンチョ」がいて社会は成り立つ。

じゃーどうすりゃみんな啓蒙されるのか?

カントいわく

「自由」

です。

そして自由を与えさえすれば、公衆が未成年状態から抜けだすのは、ほとんど避けられないことなのである。

たしかに私もリタイアして自由になってから、かなり洗脳が解けた。

  • 「未成年の」「家畜の」人生
  • 「成年した」「自由な」人生

私は後者がいいですね……😘

←訳が読みやすい……🤤

関連:「家畜の人生」は楽しいですか?

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!