新築+自動車+子どもの教育費=1億円
- 結婚しない
- 働かない
- 納税しない
- 家賃払わない
- ほとんど消費しない
という生活をしています。
こういう「イレギュラーな生活」だと年間50万円で暮らせます。
しかし「ふつうの生活」をしようと思うと年間650万円かかる……らしい🤣
「ふつうの生活」は高すぎる
30代夫婦と子ども2人(幼児・小学生)
居住面積(賃貸)・・・42.5 ㎡
A消費支出(1~10)・・・39万8,739円
- 食費・・・11万2,558円
- 住居費・・・9万8,958円
- 光熱・水道・・・1万9,896円
- 家具・家事用品・・・1万556円
- 被服・履物・・・1万2,834円
- 保健医療・・・6,447円
- 交通・通信・・・3万1,058円
- 教育・・・2万8,417円
- 教養娯楽・・・3万597円
- その他・・・4万7,418円
B非消費支出・・・10万1,754円
C予備費・・・3万9,800円
最低生計費(税抜き)A+C・・・43万8,539円
D同上(税込み)A+B+C・・・54万293円(←1カ月に必要となる金額)
同上(税込み)D×12・・・648万3,516円(←1年に必要となる金額)
(東京地方労働組合評議会の「東京都最低生計費試算調査結果PDF」より)
切りつめられるところもあるでしょうが、おおむね「こんなものかな」という印象です。
「イレギュラーライフ」の生存必要費
無職・持ち家・地方・独身
他の記事でも書いてますが、私の生存に必要な費用を概算します。
- 食費・・・1万円
- 住居費・・・0円
- 光熱・水道・・・5000円 (ガス契約なし)
- 家具・家事用品・・・1000円
- 被服・履物・・・1000円
- 保健医療・・・500円
- 交通・通信・・・9000円
- 教育・・・0円
- 教養娯楽・・・2000円
- その他・・・5000円
- 税金・・・6000円 (国保、固定資産税、バイクの自動車税)
- トータル 39500円
というわけで、一年間で必要となる金額は50万円ほどとなるのでした😘
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「ふつうの生活」は幸福か?
- 「そんなゴミみたいなビンボー生活は死んでもやだ!😱」
- 「子育てや仕事もしないんじゃ生きてる意味ないよ😨」
という人もいるでしょう。
でも、逆に疑問です。
どーして私たちは「結婚して子育てして東京で暮らす」のがいちばんだと考えるんでしょうか?🤔
お金がたくさんかかって、たくさん働かなければいけないのに。
大きな理由は主流メディアでしょう。
メディアは
- 結婚して家庭をもつことは幸せだ
- 消費することは幸せだ
- 労働することは幸せだ
と教えます。
それこそが主流メディアの役割だからです。
- たくさん消費することで、だれかの利益になります
- たくさん働くことで、だれかの利益になります
- 労働者(納税者)が再生産されることで、だれかの利益になります
私は今日ひさしぶりに「クレヨンしんちゃん」や「ハウルの動く城」などアニメ映画を見て過ごしました。
楽しかったんですが、上記の言外のメッセージは感じました。
日常的にメディアに触れていれば、労働し消費し結婚する「以外」の道は、まったく見えなくなるでしょう。
社会学においてメインストリームの圧力(Mainstream pressure)とは、同質化圧力などを通じて、個人を集団の規範へと順応させる力を指す(たとえば年齢や価値観の均質な「仲間集団 / peer group」のもつ権威への服従)。メインストリームは個人に対して「普通」になるよう圧力をかける存在であり、個人主義の反対側に位置するものである。(メインストリーム - Wikipedia)
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「ふつうじゃない生活」は不幸なのか?
「でも統計データでは独身は不幸と出てるぞ!😤」
これは事実なんですよね。
「プレジデント」誌より
こういうデータを見ると思うのは、「個人と平均は違う」ということです。
私たちは統計上の「1」ではありません。
平均的な人は結婚すれば幸せになるが、例外的個人は逆に不幸になるかもしれない。
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また、「幸福感」は影響を受けやすいものです。
北朝鮮にいる人は自分を幸福だと思ってるかもしれません。
「世界一すばらしい国にいるんだ🤗」と毎日教えられているからです。
同様に、「独身は不幸なんだ」と刷りこまれたら、そう思い込む可能性はあります。
私もアニメ映画のような「メインカルチャー」に触れるとき、「家族や恋人ほしいなあ😥」と思うことがあります。
逆に「カウンターカルチャー」に触れてるときは「ひとりでいるのが幸せだなあ🤗」と感じます。
「どっちがいいのか」は明白ではありませんが、いまのところ私は「無職の動かない城」でだらだらする方が好きですね……😘
悪魔「子ある者は子について喜び、また牛のある者は牛について喜ぶ。人間の喜びは、執着するよりどころによって起こる。執着するよりどころのない人は、実に、喜ぶことはない」
仏陀「子ある者は子について憂い、また牛のある者は牛について憂う。人間の憂いは、執着するよりどころによって起こる。執着するよりどころのない人は、実に、憂うことはない」
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終わりに 「人並みの生活」じゃなくていい
「……人のためであれ、自分のためであれ、自分の人生に負担をかけ、重荷になることはやらないという基準から「働くこと」を値踏みすることであり、その基準から見て、負担をかけすぎるような状況のもとでは、「妻、子ども、別荘、車」をもつことをしなかった」(「怠ける権利!」小谷敏)
これがマルセル・デュシャンの生活でした。
「家族のためにがんばって働く」のもすばらしいと思います。
でも私は、自分の快楽のために生きる方が上等だと思ってます。
- 結婚しなくていい
- 働かなくていい
- 納税しなくていい
- なんもなくても満足できる
- 自分のしたいことだけできる
これは
「めちゃくちゃ」
気楽ですね……😘
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