30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

なぜ私は「貧乏が好き」なのか?

  • 冷蔵庫なし
  • ガスなし
  • 食費月1万円

そんなクソライフを送ってます。

つくづく自分でも変だな、と思うのですが。

この「貧乏生活」がけっこう好きなんですよね……😍

なぜ私は貧乏が好きなのか?

人類はずっと貧乏でした。

人間のからだを見ればわかります。

血糖値を高くするホルモンはたくさんあるが、低くするホルモンはインシュリンだけ。

人類は貧困があたりまえだった。

だから飢餓には耐えられるが、甘いものばかり食べると身体がぶっ壊れる。

現代では、私たちはすでに豊かです。

人類は栄養の「欠乏」より「過剰」で死んでます。

一方で、断食やカロリー制限などの欠乏状態が、人間の身体機能を向上させることが明らかになっている。

少なくとも、生物学的には。

「ちょっと貧乏なくらいがちょーどいい」というわけです……😂

関連:【一日一食】「食べない」方が寿命が長いという研究

貧乏が好きになれたら、貧乏が怖くなくなる

「なにかを求めるとは、なにかを恐れることだ」

と言ったひとがいます。

  • たくさんの女性を口説き落とすドンファンは、女性が離れていくことを恐れている。
  • 権力を欲する人は、権力がなければだれにも相手にされないことを恐れている。
  • 「いいね!」を欲しがるインフルエンサーは、寂しさと孤独を恐れている。

人間の心理ですね〜🤔

さて、多くの人がお金を求めています。

こーいう人たちは「お金を愛している」と自分では思ってます。

でも、実は「貧乏を恐れている」のかもしれません。

実際、私は「貧乏って余裕だな」と思うようになってから、お金に対する執着がなくなりました。

別に貧乏でも金持ちでもすることは変わりません。

好きなことして暮らすだけですからね……😅

 

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関連:「金儲けに飽きた」から人生の後半が始まります

「富は経験を与えないが、貧乏は経験を与えてくれる」

と言った人がいます。

私の生まれは豊かではないが、貧しくもなかった。

ふつーに生活してました。

でも、リタイアしてからは……学生時代より金使ってません🤣

自分でド節約生活をしてみて思うのは、工夫すればかんたんだということです。

人間はもともと貧乏でした。

それでも貧乏生活を楽しんで暮らしてきた。

生活の力があり、生活の知恵があったからです。

私も割と楽しく暮らしてます。

バイクを自分でメンテしたり、iMacを1.5万円で買ったり、治験で寝転びながらお金をもらったりします🤤

人生を楽しむために必要なのは「知恵」や「スキル」であって、お金はそれほど重要ではないと気づきます。

関連:リタイア生活に「スキル・能力」はお金より大事

失うもののない気楽さ

高いモノに囲まれて暮らさないのは、非常に気楽でもあります。

「高級車を持ったら」と思うとゾッとします。

それを守る警備員にならなきゃいけない。メンテして洗浄する召使いにならなきゃいけない。税金や維持費を払うパトロンにならなきゃいけない。そしてボディが傷ついたら親のように悲しまなきゃいけない😭

よく言われることですが、「モノを所有することは、モノに所有されること」なんですね……。

大事なことは「他人と比べないこと」

とはいえ、「貧乏を楽しむ」ことは意外と難しいです。

私たちはすでに人類史上かつてないほど豊かです。でも、自分のことを「クソ惨めなルーザーだ」と感じています。

それは貧富の格差があるからです。

ベゾスの資産は大体20000000000000円(2000億ドル)です。アホか🤣

実際、人間はみんなが年収200万円だったら耐えられるんですよね。

しかし、平均年収が500万円で、自分が200万円だったら貧困を感じるようになる。

ハーバードの学生は「平均年収2000万円の中の1000万円」より、「平均年収600万円の中の1000万円」を選ぶとされています。

私たちは「他人に優越したい」「他人に負けたくない」という心をもっているのです。

まあこれは動物として自然なことです。

でも、かなり抑えることはできます。

たとえば私は外部の情報をほとんど制限しています。

田舎でひっそり暮らして、テレビを見ない。

昔のひとの本や、貧乏生活してる人のブログばかり見てます。

なので政治家も芸能人も実業家もほとんど知りません。

「月3,4万円で暮らすのが当たり前」とときどき錯覚します😂

都市部の社会人だったら「貧乏を楽しむ」のは難しかったでしょうね。

関連:東京暮らしに「憧れない」理由

余談ですが、「昭和は貧乏だったが幸せだった」とよくいいます。その理由のひとつは自分だけじゃなくみんなが貧乏だったからでしょう。

第二次世界大戦で、日本ではトップ1%の富が9割下落した……と「暴力と不平等の人類史」に書かれています。

 ←この本めちゃおもしろいです😘

私たちは貧乏には耐えられても、不平等にはがまんならないんですね……🤔

関連:【社会はクソ】リタイア隠遁生活のすすめ

終わりに 「貧乏でも楽しめる人」が最強なのかも

まあ私は「なんちゃって貧乏」です。

バイクも家も持ってるし、小粒ながら資産もあるし、何より働かなくても食っていけてます。

結局、月3万円で暮らしててもガチの貧困ではない。

関連:【月3万円以下】「ド節約生活」がまったく辛くない理由

ともあれ、こういう生活がいちばんいいのは

  • 「もっとお金を稼ぎたい!」
  • 「金持ちにならなきゃ!😡」

という強迫観念がなくなることです。

見方をかえれば、私はベゾスやゲイツよりリッチです。

「もうお金は十分にある、これ以上必要ない」

という人間が、もっとも豊かですから……😘

ブッダも、アシジのフランチェスコも、豪奢な生活を捨ててビンボーライフを選びました。

貧乏にこそ、ほんとうの自由がある……のかもしれません🤣 

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!