富も権力もむなしいものです……🥺
- 大権力者
- 大金持ち
「歴史に名を残した偉人」
が大英博物館では山ほど展示されてます。
しかし、彼らはみな敗北した。
「最強者」を打ち負かしたのはだれか?
死神です💀
「必要以上の富はいらない」と思った32歳無職男性
文明以前の歴史が好きです。
スポーツ感覚で狩猟して、宝探し感覚で採集した。
楽しそー😍
でも、文明が発達するとつまんなくなります。
なんか……
「土器だらけ」
になるからです🤣
土器にドキドキはしません🥺
土器は「富の象徴」?
なぜ人々は土器に熱中したのか?
たぶん「富の象徴」だからでしょう。
ワインにせよ、小麦にせよ、そこに蓄えるモノを所有している。
ツボが大きければ大きいほど
「オレは偉いんだぞ」
となる。
フェラーリみたいなもんかもしれません。
「ようこそわが豪邸へ🤗」
と招かれて、そこにズラッとでかいツボが並んでる。
「うあーこの人はすごい人だぁ!😲」
と驚く。
貨幣がない、金属加工の技術がない時代、土器こそが富の象徴だった。
歴史とは「彼の物語his-story」
歴史は「勝者のストーリー」です。
権力者や金持ちの記録はたくさんある。
でも、庶民は文字をもたなかった。
財産もたいしてなかった。
てきとーに生きて、てきとーに死んでいった。
だから、庶民の生活はなかなか見えてこない。
博物館がちょっとつまんないのはそこにあります。
たとえばもし西暦3000年の博物館にいくなら、
「自民党議員の家宝や記録」より
「庶民のポケモンやマリオ」
にワクワクするでしょう🤣
「必要以上の富」は必要なのか?
「こんなに富があるのに、どうして死ななければいけないのか?😭」
というメッセージを大英博物館ですごく感じた。
彼らは絶大な権力者です。
富豪です。
偉大なる血筋です。
何百年、何千年も生きていける富をもってます。
でも、死ななければいけない。
それってすごく悲しいことです。
私たちが財産をたくわえるのはなぜか?
何年でも安心して生きていくためです。
でも、その「城壁」は死神にはまったく効かない……💀😭💀
ジェフ・ベゾスという惨めな存在
ジェフ・ベゾスは人類史上最大のリッチです。
資産20兆円。
年間1億円で生活しても、20万年生きることができます。
でも、彼はあと50年もすれば死んでるでしょう。
◆
彼は宇宙旅行にでかけました。
すると「ベゾスを地球に帰すな」という署名運動がはじまった🤣
20万票近く集まった。
どれほどお金を儲けても、尊敬されたり、愛されることがない。
むしろ人々に憎まれたり、おもちゃにされる。
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「王様ははだか」――歴史の虚像と実像
博物館に展示された「勝者たち」は立派な姿です。
「オレは賢い、私は美しい、強い、偉い、徳がある、神に近い、神に認められている、というか実は神そのものなんです……🤗」
でも、庶民はどう受けとめたか。
- あいつらクソうぜー
- ウソばっか
- 税金高すぎんだよ
- ムダな戦争すんなカス🖕🥺
とかそんなんでしょう。
80年前の日本でもそうです。
第二次世界大戦中の民衆は
「天皇を神と崇めて熱狂した」
というイメージがある。
しかし、実は「王様は裸だ」という声もあった。
天皇がもっとも広く受けた侮辱の言葉は、馬鹿、馬鹿野郎、大馬鹿野郎、さらに、坊っちゃん、飾り物、穀潰し、偶像、「経費ノカヽル印形」であった。……戦争中でさえ、学生が仲間うちで天皇を軽々しく「天ちゃん」などと呼ぶこともめずらしくなかった。 (「昭和――戦争と平和の日本」ジョン・ダワー)
しかし、私たちのほとんどはそういうことを知らない。
政府の「プロパガンダ」と違い、そういう資料はほとんど残らないからです。
終わりに つわものたちがゆめのあと
私たちは死にます。
富や権力をかきあつめても、
- 神になれるわけではない
- 不老不死の薬が手に入ることもない
- 生まれ変わりもない
死んだら「ハイ終わり」なのです。
私たちにできるのは、それを認めることくらい。
そして、ムダな堡塁を築くことをやめて
「いまを楽しむこと」
です。
それが理性であり、
自由でしょう……😘
人類ができること、なすべきことは、恐怖に打ち勝つこと、自分自身も、出会うすべてのものも、いつかは消えゆく存在だという事実を受け入れること、そして、この世の美と愉悦を享受すること(ルクレティウス)
お金コーナーに「例の貯金箱」があって興奮しました🐷😍
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