「いまあいつになんて言ったんだ?」
「急ぐよう言ったんだ」
「そんなこという権利がどうしてあるんだい?」
「その分のお金を払ってるからね」
「いくら払ってるんだい?」
「一日4ドルさ」
「どうやってその金を稼ぐの?」
「商品を売るんだ」
「だれがその商品をつくってるんだ?」
「彼だよ」
「彼はどれくらい商品をつくるんだい?」
「10ドル分だね」
「それなら、君が彼に払ってるんじゃなく、なにもしない君に彼が6ドル払って、それで君は彼に急ぐよう言ってるんだ」
「ええと、でも僕が機械をもってるからね」
「どうやってその機械をゲットしたんだい?」
「商品を売って買ったんだ」
「だれがその商品をつくったんだい?」
「しっ。彼に聞こえる」
1937年!🤣
「資本主義に勝つ」4つの方法
「もつもの=資本家」と「もたざるもの=労働者」
資本主義はそんな社会です。
労働者は資本にちゅーちゅー吸いとられます😭
いったい彼はどーすればいいのか?
1.金持ちになる 難易度:★★★★☆
「奴隷から主人になる」ことです。
資産を貯めて、投資や起業でお金持ちの仲間入りします。
「合法的で正しい」とされるいちばんメジャーな方法です。
ただし現実には、「もたざるもの」が「もつもの」になるのはなかなか難しい。
この世はコネコネ社会だからです😭
金儲けはなかなかクソゲーなのです。
関連:「金儲け」というクソゲーをやめると人生はかんたんになる
2.戦う 難易度:★★★★★
「階級闘争!」「戦え労働者!😡」コースです。
モロトフ火炎瓶や腹腹時計で打倒資本主義します。
これは100年〜50年くらい前にブームになりました。
ただ、だいたい負ける運命にあります。
軍事力・警察力・政治力・メディアの操作力も「資本側」がもってます。
また、万一勝ってもそれが良い結果になるのかどうかは不明です……🤣
3.逃げる 難易度:★★★☆☆
私がしたのがこれです。
「脱獄」して逃亡奴隷になります。
賃金奴隷制の社会条件そのものから逃げだします。
社会はほとんどなにも変わりませんが、自分だけはハッピーな生活ができます。
関連:【逃避主義】「エスケーピズム」で社会から逃げだしましょう
4.あきらめる 難易度:★★☆☆☆
- 「しょーがないさ」
- 「働けて給料もらえるだけありがたい」
と諦めます。
ストックホルム症候群・マゾヒスト・過剰適応なコースです。
これを「勝つ」といっていいかわかりませんが……。
「幸福な奴隷」になれる可能性はあります。
私のおすすめは「逃げる」
逃げるが勝ち
私は「逃げる」がおすすめです。
イージーでてっとり早いからです。
貧乏セミリタイアは逃げの一例です。
ある程度の生活基盤をつくり、お金にそんなに依存しない生活をして、システムから逃げます。
なぜかんたんなのか?
「逃げる人は強い」からです。
強者にとって、向かってくる者に勝つのはかんたんです。
でも、逃げるものを潰すのは難しい。
そして「より自由に近い」。
臣民の二大好物である自由と財産は、火と水のように正反対であり、両立することは不可能だ。
とロバート・フィルマーはいいました。
「勝ち組の資本家になる」
と、かえって自由が失われることも多い。
私は少ないお金で隠遁ビンボー生活してますが、たしかに「たっぷりの自由」を感じます😍
関連:【隠遁】引きこもり生活には「自由」があります
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終わりに 「新しい人間」になりましょう
- 良い生活のためにお金を稼ぐ
- 信念のために戦う
- 自由のために逃げる
どれも立派だと思います。
でも「なにもしないのがいちばんクソ」だと思います。
それは家畜と変わらない。
もっといえば「モノ」と同じかもしれません。
資本主義に屈服した「陽気なロボット」になるのはやめましょう。
資本主義に勝って「新しい人間」になりましょう……😘
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