30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

150万円で家を買えた理由

二号目の家を買おうと考えています。自分で住むのではなく投資用の戸建てです。

月5万円稼いでくれれば暖房なし生活ともオサラバです。

でも、ぜんぜんいい物件が見つかりません。

そこで、なぜ150万円ハウスを買えたのかふりかえってみることにしました。

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最近デスクを買いました。2800円でした。

150万円で家を買えた理由

150万円ハウスは当初300万円で売られていました。私が150万円に値切ったのです。

戸建てを探したことがある人ならわかると思いますが、300万円の戸建てはひどい物件ばかりです。でも、この家は平成築で内装がほぼリフォームされており、ふつうに住める状態で、300万円でも割安感はありました。

しかし、ライバルはぜんぜんいませんでした。内見希望者は私のほかはひとりだけだったみたいです。その内見者は、台風で内見に来れなかったらしく……私にとってはラッキーでした。

不動産ポータルサイトをくまなくチェックした

150万円ハウスを見つけたのは「不動産ジャパン」というポータルサイトです。物件を見つけて、問い合わせて、内見して、購入。特別なことはしてません。

ただ、そこにいたるまで不動産を1000件はチェックしたと思います。私の希望エリアの「1000万円以下の戸建て」はすべてチェックしました。

朝から晩までパソコンにかじりついてチェック。よさそうな物件は、問い合わせて確認。グーグルマップで近隣状況を確認。よさそうなら内見に行く。これを何日も続けました。今思うとしんどかった。

管理費がありそうでなかった

150万円ハウスは別荘地風の場所にある別荘風の家です。そして仲介業者がリゾート系の不動産屋でした。

なので「管理費がかかるんだろう」と敬遠されたのだと思います。別荘は管理費がつきものですから。 

不動産ポータルには別荘が安い値段で投げ売りされていますが、その理由は管理費がかかるからだと思います。リゾートマンションと同じです。維持費ばっかりかかって売るに売れない「負動産」となるのです。

パッと見て「リゾート物件ね、ハイ却下」とフィルタリングされた可能性はあると思います。

私も管理費がかかると思ってダメ元で問い合わせました。「管理費? ないですよ」と言われたときは「ええーっ?」とマスオさんみたいになりました。

だれも見向きしないクソ立地

150万円ハウスは立地がクソです。

山の上の不便な場所にあります。仲介業者に連れて行ってもらったときは激坂にビビりました……。

ふつうの投資家は立地だけで「ゴミだな」と判断するでしょう。実際、土地の価値はほとんどないです。そして、土地がゴミならいくら建物が立派でも意味がありません。投資家目線では家屋は消耗品、ほんとうの資産は土地です。 

私は150万円ハウスには「ニッチな需要」があると考えました。入った瞬間、「ここに住みたい」と思いましたから。バツグンの景観と圧倒的静けさ。好きな人はとても気にいるでしょう。

そんなニッチな需要があるとは思わない投資家が大半だと思います。

売主さんが焦っていた

売主さんは高齢の方で、できるだけ早く売却したいと考えてるみたいでした。

相続関係で売りにだされる家は、売主さんが焦っていることが多く、価格交渉しやすいです。ふつうは「150万円なんかで売れん、300万円でもう少し様子見る」となっていたでしょう。600万円から300万円に値下げして間もない時期だったみたいですから。

不動産のおもしろいところは、がっつり値下げできるところです。株は「半額で売ってくれ」なんて言えないですからね。これは心理戦です。むやみな値下げ要求は売主さんや仲介業者の心象を悪くするリスクもあります。

不動産は縁なのかもしれません

  • とにかく多くの物件をチェック
  • 意外とリゾート地に管理費がかからない物件がある
  • クソ立地でも好みの物件があるかも
  • 売主さんが売り急いでいるかを確認する

まとめるとこんな感じです。

「不動産は縁」と言いますが、そのとおりかもしれません。

世界には何十億人もの異性がいますが、自分の伴侶となるのはひとり(か数人)です。同様に、たくさんの不動産がありますが、自分の不動産になるのはごくわずか。いろんな偶然やタイミングが重なって自分のものになるのでしょう。

150万円ハウスは、家賃から解放されるためにかなり急いで買いました。家を買おうと思ってから二ヶ月目には引き渡し。かなり無理しました……。まあ、投資用としては「?」ですが、自分が使う分にはいい買い物でした。

今度は焦らず、じっくり探してみようと思っています。時間はいくらでもありますからね😘

著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!