労働と消費を捨てると生活はひろびろとします
- 「ガツガツ働きたくない」
- 「べつにほしいもんがない」
リタイアするとそんな感じになります🤣
「最低労働」「最低消費」でエコ・ライフ
- ちょー大金💵
- 高級車🚗
- 大豪邸🏡
- 最先端の医療💊
- 万全のセキュリティ👮
があっても死神はやってきます😭💀💨
人間は有限です。
無限に富を求めてもしょーがない。
理想的な消費者は「不安な人」
- 「不安」
- 「不満足」
- 「自己否定的」
これが理想的な消費者です。
安心して・満足して・自己肯定的な人は、モノを買ってくれません😅
そんなひとばかりだと市場がぶっ壊れます。
「現実的な」欲望には「本来」客観的な限界があると信じられたりすれば、それは消費社会、消費産業、消費市場にとって、死の宣告である。消費者をターゲットにした経済の車輪に弾みをつけているのは、欲望が満たされないことであり、どんなに欲望を満たしても、欲しいものはまだまだあり、もっと深い満足も得られるはずだという果てしない確信である。 (「リキッド・ライフ」ジグムント・バウマン)
そんなわけで、私たちの社会は不安と欲望を植えつけてきます。
モノを買ってもすぐ幻滅します
「ついに最高俊作のiPhone 1000ができた! これでもう我社の製品開発は終わりです。人間にこれ以上の性能はいりませんから🤗」
とはなりません。
すぐに「iPhone 1001」が生まれます。
そして人々は「iPhone 1000」を投げ捨ててそれを買います。
「消費対象」のもう一つの特性は、その出生証明書に、小さいが間違いなく読める字ではっきり「最終目的地:ゴミ箱」と書かれた遺言補足書が付いていることである。 (同書)
買ったつぎには、幻滅が待っている。
「幻滅するためにモノを買っている」
のが私たちです。
幻滅したくないならどーするか?
「賢い消費者」になるべきか?
それもいいですが……。
そもそも買わなきゃいいのです😅
社会を離れると「モノはいらない」と気づきます
- そんなに人と会わず
- デパートに出かけず
- テレビを見ないで
- ネット広告もブロック
そんな感じだとほしーもんがなくなります🤣
新自由主義って「他人との競争」なんですよね。
- 俺はたくさん稼いだ
- たくさん働いた
- 高いものを買った
- センスのよいものを買った
「だから俺は勝ってるんだ」となる。
新自由主義ルールでは、無職や貧乏人は「負け組」です。
でも、勝負から「降りて」しまえば、べつに働く気も、モノを買う必要も感じなくなります。
むしろ時間がたっぷり使えてハッピーだと感じます😘
最低労働・最低消費で自分の人生を
「週40時間も働きたくない」
と考える人は多い。
私はリタイアしててきとーにブログ書いたりしてますが、1日2~3時間、長くても4時間くらいがベストです。
有名な作家たちもそんなんでした。
結局、「労働」と「消費」こそが資本主義の両輪です。
私たちはあくせく働いて、あくせく消費するよう仕向けられる。
消費者の消費能力を増大させるためには、彼らに休息を与えてはならない。消費者を、常に騒然としていて、刺激が枯れない状態と、疑念と欲求不満の状態にとどめておくために、絶えず新たな誘惑にさらす必要がある。消費者に関心を移動するよう指示する餌は、不満の解消法を提示しながら、そうした疑念を確認する必要がある。「おまえは、すべてを見つくしたとでも思っているのかね? まだ何も見ていないのに!」といったぐあいに。(バウマン 別の本)
↑これは労働にもいえるでしょう。
逆にいえば、私たちに必要なのは
- 「休息」
- 「静けさ」
- 「刺激のない状態」
- 「確信」
- 「充足」
なのです。
これがぜんぶそろってるのが「リタイア生活」です……🤣
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終わりに ひとり脱資本主義しましょー
労働も消費も昔からありました。
でも、現代ほど価値観の中心にはなかった。
「食べられる分だけてきとーに働いて、あとはのんびり過ごす」
これが自然でした。
人類史の99.9%をしめる狩猟採集民はこんな生活でした。
人間以外の動物も同じです。
しかし、私たちは資本主義マインドを刷り込まれてます。
- 「働かないと生きてる価値がない」
- 「貧乏で惨めなんだ」
となる。
そして労働と消費で人生を塗りつぶす。
そーいう人生は幸せなんでしょーかね?🤔
生活から消費と労働を追い出すと、
「ひとり脱資本主義」
ができます。
自分のほんとーにしたいことだけできます。
そういう生活の方がハッピーだと私は思います……😘
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