「給料+事業所得+雑所得」のデルタアタック
ひかぜいわくをすてるなんてとんでもない!
「ヒカキン」より「非課税」な無職のおじさんです。
- 給与所得控除(55万円)
- 青色申告特別控除(65万円)
- 基礎控除(48万円)
青色申告を終えて思うのは「これらをフルコンプリートしたいな〜🤤」ってことです。
リタイア後は非課税枠だけ働く?
- Youtubeやブログの「事業所得」
- 治験の「雑所得」
これが私の去年の収入源です。
これに「給与所得」をくわえて「収入のデルタアタック」もありかな〜とさいきん思ってます。
(ダミーさえいなければ 斧道楽より)
給与所得控除とはなんぞや
- 経営者はいろいろ経費にできる!✌😘✌
- サラリーマンは経費にできない!😭
という不公平を解決するのが給与所得控除です。
サラリーマンでもスーツやカバンを買ったり経費がかかります。
「ふつうこんぐらいがかかるよなあ?🤔」
と国がどんぶり勘定したものです。
「給与所得控除サイコー!」という人がいます。
年収600万円なら給与所得控除は「収入金額×20%+440,000円」ですから、164万円が控除されます。
ふつー会社に勤務するために年間164万円も使う人はいないので、そう考えればお得です。
(しかし、社畜は最大の養分であり、税制上「お得」ということはありえません)
基礎控除はあがったが、非課税ラインはあいかわらず
- 所得税:48万円
- 住民税:43万円
これが2020年度以降の基礎控除です。
基礎控除は憲法の「生存権」に由来します。
「お前から税金とったら死にそーだからとらないよ😨」
って制度です。
おととしまで基礎控除は33万円でした。
「さすがに年33万円で生きていけるヤツいねえだろゴミカス🖕👶」ってことであがりました。
しかし、国保の減免基準は対応してません(対応してる自治体もあるかも)。
令和3年から対応するみたいです!
- 7割軽減 世帯所得が43万以下
- 5割軽減 世帯所得が43万+(28万×被保険者数)以下
- 2割軽減 世帯所得が43万+(51万×被保険者数)以下
あいかわらずこれです。
(この点では、基礎控除をあげて給与控除を下げるのは貧者にとって改悪でした)
私のような「少しでも税金払いたくない教」の狂信者は所得43万円以下を目指すべきです😘
関連:「こんな国に税金払いたくない」のは当たり前です
関連:セミリタイアの非課税ラインは年収98万円です
リタイア者の非課税パラダイスは「年収163万円」
ステキ無税ライフの総所得上限を算出してみました。
- 給与所得55万円(給与所得控除適応前)
- 事業所得65万円(青色申告特別控除適応前)
- 国保7割減免ラインまでの所得43万円
これで年間「163万円」です。
具体的には
- 給与所得98万円
- 事業所得65万円
でもいいし、
- 給与所得55万円
- 事業所得108万円
でもいい。
もちろん、事業や雑所得は経費が効きます。
- 給与所得55万円
- 事業収入210万円ー経費102万円=108万円
- 治験の雑所得20万円ー経費20万円=0円
という「年収285万円なのに所得43万円」もアリです。
魔法みたいだなあ……。
(ここまでセコいと税務署に目をつけられそーですが🤣)
「年間所得163万円」は貧乏リタイア者にとって「大金」です。
貯金もできれば豪華な趣味もできる金額です😚
リタイア後も「プチ賃金労働」してみるといいのかも
「でも賃金労働はゴミクソだろ😭」
ってことです。
ここが問題です。
でもまあ、働くこともメリットがあります。
- 収入の分散化:収入源が分散化されるほど生存リスクが小さくなります。
- 最低限の社会性の維持:ずっとひとりで暮らしてると、マナーや服装が野蛮人化していきます。多少は社会性があった方がいいでしょう。
- イージーに稼げる:ブログやYoutubeよりずっとかんたんに稼げます。その分おもしろくはないですが……。
- 気分転換になる:リタイア者にとって「職場」は非日常です。だいたいどんな職場でも1~2ヶ月はドキドキわくわくするもので、短期間なら楽しめるでしょう。
- 新しい発見がある:「社会科見学」感覚で、新しい技能や情報がゲットできるかも。
- 知り合いが増える:ひとりで暮らしてると出会いがありません。バイト先で不倫チャンスもあるかも。
- リタイア生活に感謝できる:ブルシットな賃金労働を体験することで、セミリタイアライフがいかにすばらしいかを再認識できます。
もともと私は「バイトしよっかな〜」と思ってましたが、「働かないで!」という謎の勢力の声があったのでやめてました🤣
でも、セミリタイアって「ある程度は労働する」ものですからね。
セミリタイアとは、フルタイムの仕事を退職し、労働と生活の適切なバランスをとりもどすこと。消費を減らし、削ぎ落とされたシンプルだが満足度の高いライフスタイルに切り替えることで資産減少を抑制する。分別ある累積貯蓄を活用して、安定した年間所得を得る。
生活の不足分は、まったく新しいマインドで行う適度な量の労働によってまかなう。つまり、最大の収入が得られる仕事を選ぶのではなく、ほんとうに楽しめるストレスの少ない仕事を、息抜きのたくさんある日程で無理なく行うのである。
(「完全リタイア」と「セミリタイア」の意外な違い)
「自分の楽しめるプチ労働」ならそう忌避する必要もないでしょう😘
終わりに プチ労働でプチリッチリタイア
- プチ労働
- ノー税金で
- プチリッチリタイア
これ、なかなか悪くないと思うんですがどーでしょうね?
問題は「心理的障壁がすさまじい」ってことです🤣
自由人にとって賃金労働はバイトでもめっちゃ縁遠いものになります。
「履歴書? 面接? なにそれ?🙂」です。スーツもないし。
とはいえ「なにものにも縛られない」のがリタイア生活です。
柔軟性がめちゃ高いのです。
「働く」ことだけでなく「働かない」ことからも解放されたらより自由になるでしょう。
いまのところは私は働く予定はないですが……。
気づいたらさくっと短期派遣でもしてるかもしれません😘
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