この世でもっとも恐ろしいのは「人間関係」です
「リタイア生活は寂しいんじゃないか?」
とよく聞かれます。
結論からいえば、「そんなに寂しくない」です。
そして、「嫌な人間関係から解放される」のが清々しいです🤣
この世でもっとも苦しいのは人間関係
私は小学校のときから人間関係に悩んでました。
私は良くも悪くも人と違うボーイでした。
いじめられはしなかったですが、他人との関わりでトラブルを起こすことが多かった。
言っちゃいけないことを言ってしまったり、同級生との距離感がつかめなかったり。
そんなわけで、イヤなことがあった下校の帰り道には、ずーっとこう願ってました。
「神様、対人スキルを私にください😭」と。
しかし、「神は死んだ」のです……。
私の対人スキルは死ぬまで低値安定でしょう🤣
働いててもっとも嫌なのが「人間関係」
- 「もうあいつの顔も見たくない!」
- 「ひとりになりたい!」
そう思ったことのない人がいるんでしょうか?
人が会社を辞める最大の理由は人間関係です。
(【退職届・願い】「一身上の都合」の意味と注意点、「会社都合」との違い |【エン転職】より)
おそらく「職場うつ」なんかも人間関係が大半でしょう。
- サイコパスみたいなパワハラ上司
- 上には媚びへつらい下には高圧的なうんこ上司
- サディスティックなお局社員
- 密告・噂話大好きなスピーカー社員
嫌ですね……😫
会社とは、ひとつの組織です。会社員でいるかぎり、その人間関係から離れることは難しい。
嫌いな人と毎日顔を合わせなければならないのです。場合によっては、一日8時間、週40時間顔を突き合わせる。
そりゃー辞めたくなるし、鬱にもなるでしょう😭
クソな人間関係は殺人的なのです。
リタイア生活は人との関わりをマネジメントできる
でも、ひとはひとりで生きていけません。
「人間は社会的動物だ」とアリストテレスはいいました。
人間関係はご飯と同じように必要です。
大事なことは、「自分にとって適度な人間関係」を構築することです。
たとえば私たちが生きるためにはご飯が必要です。
ご飯を食べなければ死にます。でも、ご飯を食べすぎても病気になって死ぬ。
これは人間関係でも同じなのです。
学校、結婚、職場……毎日毎日ずーっと同じ人間関係を続けてると、いつかうんざりするときがきます🤣
リタイア生活の良いところは、「関わりたいときだけ人と関わり、嫌になったらすぐにひとりになれる」ということです。
その理由のひとつは経済的に自立してるからです。
- 実家ぐらしのニートは、親に経済的に依存しています。
- 会社員は、会社に経済的に依存しています。
- 専業主婦は夫の給料に依存しています。
すると、親や会社や夫との人間関係を維持しなければならない。
作り笑いをして、おべっかして、おだてて、機嫌をとらなければならない。
最悪ですね🤣
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リタイア生活では、経済的不安はありません。
たとえばバイトをはじめて「この職場の雰囲気はヤバい😭」と思ったらさっさと辞めてしまえばいい。
また、リタイア者は精神的に自立してるはずです。
「働くことが当たり前だ」という世間の常識に抗って、自分の意志でリタイアする人が多いでしょうから。他人の承認にすがるようなことはない。
ジモティやマッチングサイトで友達をつくって、「めんどくさいなこのひと……😅」と思ったら即連絡をシャットダウンすればいいだけです。
私がリタイアして思うのは、「そんなに濃密な人間関係はいらない」ということです。
たしかに人間関係は「必要」です。しかし、過剰な人間関係は毒になります。
個人的な考えですが……
「人間関係の欠乏よりも、人間関係の過剰の方がはるかに人を殺している」と思います。
他人とのゆるい距離感があった方が、精神的にすごく気楽です。
終わりに
リタイア生活は、超シンプルです。
「働きたくないから働かない」です。
そして、「会いたくない人とは会わない」という生活でもあります🤣
- 「嫌いな人とも関わらなきゃいけない」
- 「集団のなかでうまくやっていかなければならない」
と私たちは教えられます。
たしかに社会のなかで生きるならそういったスキルが必要です。
でも、「社会の外」あるいは「境界」に生きるなら。
自分の好きなときに、好きな人と、好きなだけ関わることができます。
私はこういう生活の方がずっと「健全」だと思いますね😘
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