リタイア生活は「意義深さへの旅」です
「人生の目的を知る方法」というTED動画を見ました。
動画の内容は「しょーもな😅」でしたが、おもしろいコメントがありました。
この問の助けになる本を読んだことがある。
人生の最初の半分は、教育を活かしてお金を稼いだり、投資したり、稼ぎを貯蓄する。残りの半分は、自分に向いたスキルで、他人を助けるために、自分の情熱に従う。
慈善活動をするのでもいいし、これまでしてきた仕事とまったく違うことをしてみるのでもいい。未来に対する保証があるんだから、それは自分のためではなくて、他人を助けることの喜びだ。
いちどはじめたことを、生涯続けなければいけないのではない。人生経験が私たちをまるっきり変えるし、私たちはまったく違うことができる。
ハーフタイム――人生の最初の半分、残りの半分
コメントの本の著者は、起業家で作家のボブ・ビュフォード氏のようです。
彼は「ハーフタイム」という概念を提唱している。
- 最初の半分は「成功の探求quest for success」
- 残りの半分は「意義深さへの旅journey to significance」
「成功とは、自分を満足させるために知識と経験を用いることである。意義深さとは、自分の知識と経験を他人の人生を変えるために用いることである」(彼のサイトより)
うーん、なんかいいですね😚
「金持ちになる」「成功者になる」を降りてからの人生
リタイア生活は、まさに「意義深さへの旅」といえるでしょう。
- 富をゲットしたい
- 成功者になりたい
- 権力者になりたい
リタイアとは、結局こういう生活を「降りる」ことです。
私も会社員時代はぼちぼち稼いでいた。
ゲスですが、「○○歳で年収○○万円の自分……🤭」と酔いしれてました。
合コンで女性にモテたし、ネットで他人にマウントすることもできた。
それなりに楽しかったです。
「成功者」「金持ち」とはほどとおいですが、世間的にはいい仕事をしていたと思います。
ただ、お金を貯めていくうちに疑問が離れなかった。
「もうお金は十分ある。これ以上はたらいてなんになるのか……🤔」
- 貯蓄が1000万円あって、それが2000万円になっても、1億円になっても、たいして人生変わらない
- 自分が生きていくだけなら、そんなに金は必要ではない
- どれだけお金があっても、女の子をひっかけたり、ガラクタを買ったり、ネットでマウントするくらいしか意味がない🤣
なんかこういう人生つまんねーな、となりました。
それで最終的にリタイアしたのですが……。
リタイア生活は第二の人生です
自分ひとりが生きていくのはかんたんです。
実は、働いているときよりもリタイアした今の方が生活に不安がない。
私は今の生活に満足してるし、どーやってもハッピーに生きていける自信があります。
ビュフォード氏のいう「後半」とは、自分のことについて満足した、充足したあとの人生でしょう。
- もっと金持ちになりたい
- もっと成功者になりたい
そういう欲望があるていど満たされた、あるいはもう欲望しなくなったあとの人生。
他人のために何かをするのは良いことです
- 「情報商材を売るためだろ」
- 「アフィで稼ぎたいんだろ」
ブログを書いてるとこう言われることがあります。
もちろんアフィ目的もありますよ(日給400円ですが🤣)。
でも、このブログのいちばんの目的は「苦しんでる社畜を解放すること」です。
「私が社畜時代に読めてたらなあ」という内容を書いてます。
ビュフォード氏が正しいと思うのは、他人のために何かをする、他人の人生に影響を与える方が、ずっと「意義深さ」を感じるということです。
私のブログもけっこう読んでくれる人がいます。
もしかしたら、私のブログを読んでる人生変わった! という人がいるかもしれません。
てきとーにブログ書いてる今のほうが、高年収を追いかけていたときよりずっと楽しいです😘
終わりに 人生の後半を楽しみましょう
- 「俺が成功すればそれでいい」
- 「俺が稼げればそれでいい」
多くの社畜はこんな感じです。余裕がないのです。
でも、リタイアすると自分の人生が満たされます。
すると不思議と、他人のためになにかしたくなります。
これはもしかしたら、多くのリタイア者が経験することかもしれません。
私もこの変化を強く感じています。
成功を求めてガツガツするよりも……
他人のためにあれこれする。
そっちの方が、人生は豊かになるでしょーね😘
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