「弱い」から騙されてしまう
搾取社会から逃げ出しましょう
「資本主義は自由で平等だ」
というジョークを信じてる人は多い。
資本主義は、詐欺システムです。
奴隷に奴隷と気づかせないから詐欺なのです。
「自由で平等なんだ〜🤗」
といいつつ、貧しい家庭に生まれたら低賃金労働にしばりつけられます。
「ハードワーク」でなんとかなるとしても、それは例外です。
ウソをつく人と、騙される人がいる。
それでなりたってるのが資本主義です。
搾取する人は「強欲な人」
「どれほど尽くしても満足しない」
ってのが搾取する人です。
彼は強欲です。
自分の生みだす富だけじゃなく、他人のものまで欲しがるからです。
こういうひとは満足を知らない。
「1万円貸して」
というから金を貸すと、「こんどは10万円」「つぎは100万円」と終わらない。
吸いとるだけ吸いとって、あとはポイ。
この映画クソ好きです……😘
もちろんこの「搾取者」は、資本家だけではない。
政治家や友人や恋人や親だったりします。
搾取される人は「弱い人」
気持ちいいウソ vs 残酷な現実
社畜はなんで騙されまくりなのか?🤔
「社畜はアホだから」
では説明できません。
騙されることにも快楽があるのです。
たとえばオバハンが結婚詐欺師にひっかかるのは、
「自分にはもう魅力がないんだ😥」
という残酷な現実を受け入れられないからです。
多くの人が宗教にひっかかるのは、
- 「死んで無になる」
- 「生きることに意味なんてない」
という恐怖に耐えられないからです。
社畜だって同じ。
働いてるかぎりは
- 自分は社会の役に立ってるんだ
- 一生懸命働いてるから、会社に必要とされてるんだ
と思いたい。
「週40時間一生懸命働いて、それが完全に無意味・無価値、それどころか世の中に害悪をまきちらしてる」
これは残酷です。
だれだって考えたくない。
マクドナルドでポテトをあげる店員は、
「巨大資本のさらなる利益のために、依存性のある毒物をつくってる」
というよりは
「お客さんを笑顔にしてるんだ🤗」
と思ったほうが「気持ちいい」のです。
もちろんそれは真実というよりは、ウソなんですが。
- 搾取する人の強欲
- 搾取される人の弱さ
によって
「病んだ関係」
が生まれる。
これはひとつの家庭や会社だけではなく、社会全体を構成している。
搾取しない人は「足るを知る」人
世の中にはちゃんとした人間との付き合いがあります。
「搾取しない人」がいます。
そういう人は「足るを知る」人です。
自分が50与えたら、その人は25くらいで満足します。
そして残りの25に、25とか、50とか、100を足してお返ししてくれます。
足るを知る人は独立しています。
なので、相手が自分の思いどおりにならなくても、怒ったりしません。
自分が自由だから、相手の自由も尊重します。
そーいう人との関係は対等で、上下がない。
平和でしあわせなもんです。
この世でそれほど大事なもんはないかもしれません。
搾取されない人は「強い人」
搾取されない人は、
「気持ちいいウソ」
をポイします。
- 自分なんてたいしたことない
- 社畜労働に意味なんてねー
- この世は不平等
- どーせ老いて病気になって死ぬ
こーいう現実が受け入れられる人は、騙されません。
きもちいーウソに騙される必要もない。
強さといっても、現代では、鎖をぶち切るくらいマッチョでもしょーがないのです。
鎖は「脳みそ」にかけられるので……。
精神的マッチョにならなきゃいけない😤
終わりに 精神的マッチョになりましょう
「真実の顔とは恐るべきものだ。だから、民衆には神話や幻想が必要だし、まただまされることも必要なんだ。真実は何か恐ろしい、耐え難い、破滅的なものなんだ。」
とウナムノの登場人物はいった。
知識はすべてを可能にする。知識がなければ、この世は闇だ。ただし、勇気を伴わない知識は無力だ。逆に勇気さえあれば、知識は不朽のものとなるだろう。
とバルタザール・グラシアンはいった。
社会はヒエラルキー構造です。
「搾取する者vsされる者」で構成されます。
社会の大部分は
- 「強欲な人」
- 「弱い人」
で構成されてるといっていいでしょう。
そんで、「強欲な人」も結局は「弱者」です。
- 他人に依存しなければ生きていけない、幸せになれない
- 欲に負けてしまう
どれほど高年収でも、権力者でも、弱者は弱者。
世の中の雑魚どもが腐敗した関係で生きるなか。
スッキリクリーンなライフスタイルを送る。
それがリタイア者の
「特権的な喜び」
といえます……😘
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