サラリーマンの生活は楽だったな……
と、思うことがあります。
毎日決まった時間に出社して、決まった仕事をすれば、決まった給料が振り込まれる。
それに、「働いている」というだけでまともな人間扱いされます。
「30歳無職」の字面の悪さといったら😝 「人間は平等だ」といいますが無職は違います。怠け者、人でなし、犯罪者、キチガイ……。ボロクソに叩かれます。
私たちは賃金労働者になるよう育てられます
まじめに働くことは良いことだ
そう百万回言われて私たちは育ちます。
そして、「良い労働者」になるよう学校で教育されます。
勤勉で従順、集団の和を乱さず、上の人に歯向かわない労働者。
日本は特に「良い教育」がされています。上司には徹底忠誠、過労死まで働かせても歯向かわない、残業代なしでも働いてくれます😏
この社会がなりたつためには大量の労働者が必要です。
でも、賃金労働はクソです。基本的に自由はないし、楽しくないし、嫌いな上司や同僚と関わらなきゃいけない。人生を無駄にしてる感じがします。
だから、賃金労働を好きになるよう、アメとムチで誘導します。
社会はマスコミや教育を通じてお母さんみたいに言います。「無職のぷーたろーになってはいけません」「まじめに働くときっといいことがあるのよ」と。
そして私たちは「きっといいことがあるはずだ」「認められたい褒められたい」と働き続けます。
そうやって鼻くそみたいな給料で毎日8時間だれかのために働くのです。
サラリーマンは何も考えなくていいです
私はニートもサラリーマンも経験しましたが。
サラリーマンでいる方がイージーです。イージーだからこそ、みんなサラリーマンになると言えます。
周りに合わせて「ふつうに」生きると、人は賃金労働者になります。
社会がそのように誘導するからです。いわば羊の群れと一緒です。私たちはサラリーマン・ライフを当然と思って生活します。他の羊も同じように生活してるから。
それに、社会という羊飼いも言ってくれます。「あなたは立派で正しい生き方をしている。あなたは良い人生を送っている。今はつらいかもしれないが、がんばればいつか報われるのだ」
宗教ですね😝
自分の声に耳を傾けることが大切です
大事なことは、あなたがどう思うかです。どう感じるかです。
「サラリーマン生活は最悪だ!」「好きなことを仕事にしよう!」とか言うつもりはありません。客観的には、賃金労働者はだれかに奉仕するだけの人生です。でも、本人がそれを楽しんで満足してるならなにも問題ないのです。そういう人もたくさんいますから。
でも、私はずーーーーっとそういう生活が嫌でした。
だから……
だれがなんと言おうと、こんな生活はまっぴらごめんだ。
抜けだすためには、親だろうと社会だろうと反逆してやる!
そう思って、たったひとり、自分の意志でリタイアを決意しました。
結果的には、今ハッピーでチェリッシュな生活を送っています😘
そこに行くまでの道は簡単でありませんでした。今の生活だって楽ではありません。貧乏リタイアですから、自己規律、創意工夫、戦略と計画が必要です。
でも、賃金労働者時代よりずっと自由で楽しい生活をしています。
セミリタイアで大切なのは、周りの声ではなく、自分の声を聞くことです。そうでなければ、セミリタイアをはじめて鬱になることがありますし、逆に労働者としてクソつまらない一生を終えることにもなるのです。