月3万円以下で生活しています。
まったく苦になりません🤗
これは自分でも驚いているのです。
私がひとりぐらしを始めたのは10年以上前ですが、学生時代より金を使ってません。
どうしてド節約生活が辛くないのか? 考えてみました。
なぜ節約生活は辛くないのか?

節約生活は「プライベート」です
パブリックな空間では、他人と比べることが多いです。
- 街ですれ違った人がブランド物をバシッと決めている
- 道路ですれ違ったクルマがピカピカのポルシェだった
- スタバの意識高そうなおっさんがMacbook Proだった
私もスーパーに買い出しいくときにポルシェを見つけると「ええなあ😭」となることがあります。人のさがです。
しかし「生活」はパブリックではありません。プライベートな領域です。
ようはパンツです🤔
私はダイソーの110円パンツを愛用してますが、別にカルバン・クラインの2000円のパンツを履いていようが、他人にはわかりません。そして私も他人がどんなパンツ履いてるかわからない。
節約生活も同じです。
納豆豆腐丼のような貧乏メシを食って他人に笑われたり、冬に温タオルで身体を洗ってもどうこう言われることはありません。
それに他人がどんなメシを食ってるか私は知るよしがない。
だから「嫉妬心」「競争心」「見栄」「恥」のようなものが湧かないんですよね。
自分が満足すればそれが「良い生活」なのです😘
ちなみに、リタイア生活ではより節約しやすいです。
それはパブリックな空間に行くことが少なくなるからです。
会社のオフィスはパブリックですよね。あとは通勤で道路を走ることはないし、外食も少なくなる。自然とプライベートな領域が広がっていきます。
「自分が良ければそれで良し」な生活になるのです😁
節約生活は「習慣」
節約生活は、毎日の繰り返しです。
- 一食100円
- ガスを契約しない
- ネットショッピングをしない
こういった試みは、毎日繰り返せばそれが当たり前になります。
「習慣」は、身につくまではたいへんですが、身につけば非常にかんたんです。運動の習慣と同じです。しないと気持ち悪くなってきます。
ガスなし生活や冷蔵庫なし生活を私がはじめたのはリタイア後です。最初は慣れずに大変でしたが、最近はほぼ無感覚です。
ただ、デメリットもあります。
節約生活に慣れきってしまうと、今度は「贅沢するのがたいへん」になるのです😅
たとえば私が「1万円あげるから好きなことしろ!」と言われたら途方に暮れると思います🤣 なにごともほどほどですね……。
節約生活でも昔に比べたら「豊か」
- おいしくて栄養価の高いものを毎日食べられる(飢える心配ゼロ)
- 近代工法で作られた隙間風の入らない家
- 時速100km/h出るバイク
- 世界中と一瞬でつながるインターネット技術
いつも言ってますが、「貧乏生活でも豊か」なんですよね。
たった100年前には、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、自家用車は「高嶺の花」だった。
ご飯は薪で炊いて、洗濯はタライでしてました。お風呂がないから銭湯に通いました。鉄道が発達するまでメインの移動手段は「徒歩」だった。
昔の生活と比べれば、私たちはクソ豊かなのです。
じゃあなんで私たちは「月3万円生活はド貧困生活だ!😫」と思うのか?
それは同時代の人と比べるからです。同じ国の同じ時代の人と比べる方がかんたんですから。
もちろん、自分が貧乏なのにだれかが楽して儲けてるのはムカつきますが。
ちょっと視野を広げれば、自分が恵まれていて豊かであることに、そして「月3万円でも非常に豊かに暮らせる」ことに気づけるはずです。
節約した方がいろいろと健全
「一回買ったきり押入れにポイ」がなくなる
クレカの請求が毎月10万円くらいだったときは、くだらねーガラクタをよく買ってました。
昔のアマゾンの購入履歴が見れるのですが、「なんでこんなものに数千円も!?😨」とくらくらすることがあります。
買い物で失うのはお金だけではありません。時間も労力も奪われます。
私たちは「少しでも安く買いたい」と必死に情報をあさり、そーして半額で買えたら「得した😝」と喜ぶのです。
アホですよね。3000円のものを半額で買っても、1500円を「失う」のに。
基本的に買い物は「損」です。「得」な買い物はそうそうありません。あれば転売ヤーたちが即座に買い占めます😅
節約生活の基本はかんたんです。
「必要のないものを買わない」だけ。
あきらかに、こういう生活の方が合理的で、経済的で、健全だと思います。
ちなみに節約生活してから私はむしろ健康になりました。昔はポテチとお酒が大好きでしたからね。ぶよぶよでした。
関連:貧乏リタイアはむしろ「健康になる」のです
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終わりに 節約は単なる習慣だが、効果は絶大
「習慣が人をつくる」
と言います。
節約の習慣を身につけると、人生はすげー楽になります。
古来、多くの思想家や宗教家が節制を説きました。その理由がよくわかります。
「幸せに暮らすのに金はいらない」と気づくことができれば、その時点で勝ち組になったようなものです。
世の中、どんなに金があっても幸せになれないよーな人も珍しくないからです🤣
節約生活が身につけば、生きることはめちゃくちゃかんたんに、ゆたかになります。
みなさんもぜひ「ド節約生活」にチャレンジしてみましょう😘