小麦という悪魔
ユヴァル・ノア・ハラリの
の漫画がおもしろかった😘
「穀物の奴隷」となった人類
はい、これが私たちのご主人さまの「小麦」先生。
日本だと「米」でしょう。
農耕社会は:
- 定住生活のため子どもを運ぶ必要がない
- 重労働で多くの人手が必要
ってことでぽんぽこ子どもをつくった。
結果、より多くの小麦を必要とした。
- 人口は増えつづけ
- 農地は増えつづけ
- 労働量は増えつづけ
そして小麦は増えつづけた……。
「人間の奴隷」となった人類
はじめの家畜は「犬」だったとされてます。
犬はオオカミが自己家畜化した動物。
そこから人類はヒツジ、ヤギ、ブタ、ウシを家畜化していった。
そしてついに――
人類は人類を家畜化することを覚えた。
「ヒューマンリソース(人的資源)」
という言葉がありますが。
いつの時代も人間は
「さいきょーの家畜」
だった。
社畜労働はだれがしてくれるのか?
犬や猫ではありません😂
人間がしてくれるのです……。
人間も「飼いならされていく」のです
家畜化のプロセスは
「人間にとって都合のいい動物」
を選別することにある。
- 攻撃的な牡羊
- やせた雌羊
- 好奇心旺盛な雌羊
- 群れを離れたがるヒツジ
は「排除」された。
そうして
「大人しく従順で、好奇心の弱い、まるまる太った」
優良な家畜ができあがった。
ハラリが言ってたか忘れましたけど。
これって人間でも同じです。
就職活動で選ばれる学生は……。
まさに「優良な家畜」といえる。
そして定職につく人間(選別された個体)だけが繁殖を許されるのだ😂
人間はドツボにハマっている
「人間は農耕革命以降、不幸になった」
とハラリは断言します。
狩猟採集民はてきとーに食い、てきとーに寝た。
今ここに生きることができた。
労働時間は少なかった。
しかし、農耕民は違う。
過酷な労働を強いられた。
炭水化物中心で栄養状態はむしろ悪化した。
つねに飢餓の恐怖がつきまとった。
高い人口密度は疫病をうみだした。
働かずに食べる特権階級も生まれた。
そして領土争い――戦争も。
いまにいたるまでの人類の「災禍」は、農耕からはじまった……。
終わりに 無職は狩猟採集的に生きますよ
- 社畜:農耕民
- リタイア無職:狩猟採集民
といえる。
社畜は未来のためにガムシャラに働く。
子ども、家、自動車といった所有物のために。
「主人」を満足させるために。
リタイア無職はてきとーにしか働かん😂
- おちてる果実を拾う(クーポンとか)
- くさりかけの肉を食う(半額惣菜とか)
リタイアすると気づきますが
「現代の狩猟採集民ライフ」
という感じがします。
なによりいいのは
「だれにも飼いならされないこと」
です。
そこには人類が100万年前から愛した
- 究極の平等
- 究極の自由
があるのです……😘