「セミリタイアして病気したらどーすんの?」
というコメントをよくもらいます。
「リタイアするのはいいけど病気するのが怖い😭」
って人が多いんでしょうね。
セミリタイア者が考える「病気のリスク」
「病気」ってなんだよ😡
この質問はすごく答えにくいです。
病気って言葉が広すぎるんですよね。
- やべー感染症にかかるのか
- 糖尿病で透析になるのか
- クモ膜下出血でぶっ倒れるのか
- ガンで化学療法を受けるのか
よくわからない。
辞書を引いてみました。
身体の痛み,不快感,機能の低下や不調和などで日常生活が妨げられる,個人の肉体的異変や行動の異変をいい,そのような状態の不在を健康という。
うん、広すぎ。
やってられんです🤣
↑こいつ……🤣
「高額療養費制度」があるのでお金の心配はしていません
とりあえず、お金の心配からです。
これは国保の高額療養費制度があるので心配してません。
高額療養費制度とは、月にウン百万円の医療費がかかっても、所定の金額以上は払わなくていいシステムです。
前年の所得によって上限額が決まるので、低所得のリタイア者はその恩恵を最大に受けることができます。
たとえば「ガンで半年入院した、治療費と入院費の自己負担額は月100万円だった」としましょう。本来なら600万円必要です。破滅します🤣
しかし、高額療養費制度が適応されると?
低所得者の場合、35,400x3+24,600x3=18万円です。
実際にはこの他に病院食の費用がかかってきます(ちなみに住民税非課税だと食事代も一食460円→210円と安くなる😍)。
ともあれ、半年入院して、自己負担600万円分の医療を受けて、支払うのはたった18万円なのです(97%オフ!)。
これが月収60万円の会社員だったら、
(167,400+442000x0.01)x3+93000x3=79万4460円となるわけで、かなりの差があります。
低所得リタイア者は病気になっても不安なしです。
医療保険がもっともいらない人種といえます🤣
からだが動かなくなったらどーするのか?
「病気や怪我で日常生活がままならなくなったらどーするのか」
これもよくわからないんですよね。
透析を受けるレベルのひとでもがん治療を受けてる人でも、日常生活はまあ送れているわけです。
私はひとり暮らしを10年以上しています。
そのあいだにインフルエンザにかかったり、バイクでコケて膝がスイカくらい腫れたことがあります。
でも生活できないことはなかったですね。
「それは若いからだ、60歳70歳になれば違うんだぞ😡」
というかもしれませんが……。
いまいち、自分がそーなることが想像できません😅
まあ、なんとかならなければ福祉を頼りまくるしかありません。
最悪、なにか犯罪でもして刑務所に入れば生活の面倒をみてくれると思います🤣
リタイア者が病気になるリスクは低いです
ストレスは万病の元
そもそも、リタイア者が健康上のリスクを持つ可能性は低いと思っています。
ひとつには最大のストレス源である「労働」がないからです。
「労働は喫煙並に身体に悪い」という研究結果があります。
関連:立ち仕事・デスクワークは「喫煙並に健康に悪い」という研究結果
また、ほかのリタイア者がどうかはわかりませんが、私は運動をたっぷりしています。
毎日30分以上の有酸素運動をして、腕立て伏せを40〜50回しています。
(腕立てをがんばってるのは、「腕立て伏せが10回未満しかできない男性と比べ、40回以上できる男性の心血管疾患の発症リスクは、96%も低いことが判明した」という報告があったからです)
さらに私は質素な食生活をしています。お菓子は食べないし、暴飲暴食もしません。これは「お金がないから」なのですが😅
結果的に健康度があがると思ってます。
社畜は身体に異常があっても「自分をごまかして」「がまんして」出社するのであり、その結果重篤な病に気づかない、なんてことはよく聞く話です。
リタイア者はすぐに病院に駆け込みます(ヒマだから)
結果的には大事に至らないのです……😘
「治験」でお金をもらって健診が受けられる
私が病気のリスクをあまり感じないのは、定期的に治験で健康チェックしてるからです。
私が応募するのは「健康な成人男性」向けの案件です。
製薬会社は「このモルモットは健康なんだろうな?🤔」と血圧や心電図から血液検査、尿検査までバッチリ受けさせます。
もちろん「人間ドック並」とはいきませんが、なにか身体に異常があればバシッとわかります。
私は年数回治験を受けており、そのたびに「あなたは健康優良モルモットです」とお墨つきをもらってます🐭
しかも一回に3000円〜5000円もらうことができ、健康診断を受けるだけでお金がもらえるのです。さらに実際に治験で入院すれば一泊2〜3万円もらうことができる……😘
リタイア者にとって治験は「バランスブレイカー」だと思ってます。
働く必要がまったくなくなります……😅
終わりに 病気の心配はしていません
恐怖こそ恐れるべきものはない
なんで世の中の人はそんなに病気のリスクを恐れるんでしょうか?
逆にそっちに興味があります。
ひとつには、病気に対する知識の欠如があると思います。
生活が破綻するレベルの疾病はそう多くありません。そして生活が破綻するレベルのヤバい疾病はだいたいすぐに死にます。それはそれでOKなわけです🤣
もうひとつは、保険制度に対する知識の欠如があります。病気になれば大金が必要なんだ、と。しかし、高額療養費制度は非常に優秀なシステムで、特にリタイア者はその恩恵を最大に受けることができます。
あとは病気のリスクが過剰に煽られているからでしょうね。
あまり知られてないですが、日本は生命保険大国です。
日本の生命保険業界の市場規模は、約40兆円(年間の生命保険料ベース)となっており、米国に次いで世界第2位の規模を誇っています。 (MS&ADホールディングス - 生命保険業界 | 保険業界の基礎知識)
テレビをつければ一日何百回も医療保険生命保険のCMが繰り返されています。
私たちは知らずと「病気怖い〜😫」と洗脳されていく……。
「恐怖と不安は金になる」というわけです🤣
そんなわけで、私は病気をほとんど恐れてません。
健康的にストレスなく暮らしていればめったに病気にならんです。(唯一ガンは怖いですね。あれは確率論なので)
基礎疾患がある人はともかく。
「病気はそんなに心配しなくていい」
と思ってます。
病気が怖くてリタイアはできません🤣
未来のリスクを恐れるより、いまを楽しみましょー😘