- 「3000万円で自由を買ってリタイアする人」
- 「3000万円でカルトの聖典を買う人」
がいる。
マチュピチュ感ある登山道😘
無知ほど恐ろしいものはない
- 洗脳:監禁、脅迫、暴力、飢餓など強制的な操作手法
- マインド・コントロール:自発的意思を喚起させ、自ら進んで行うよう仕向ける
「自分のしたくないことをイヤイヤしている🥺」
のが世のたいはんです。
まあこれはしょーがない。
社会はピラミッドです。
- 大多数の労働者階級(隷属階級)がいて
- 少数の有閑階級がいる
文明以来ずっとこんなんです。
◆
フシギなことは、イヤなことしてるはずなのに
「オレは自分の意志でイヤなことしてるんだ」
と思ってる人がいることです。
- 朝7時に起きて満員電車に乗って出社、クタクタになって帰ってくる
- 教祖様に給料の3分の1をあげてしまう
それが「自分の意志」なのだと。
「わかっているのにそれをやってしまう」
「知らないからやっている」
ならまだいい。
知ることで解放される可能性がある。
「知っていてやってる」
のはタチが悪い。
- 社畜労働はクソ
- 社会的にになんの意味もない
- 自分の人生を台無しにしている
……とわかっていても、続ける。
「なぜなら、これが俺の自由意志なんだ」
ってワケ。
酒が身体に悪いと思っても飲み続けるのと似ている。
ひとは「意志のない状態」に耐えられない
私たちは本当に、自分がすることをなぜするのか、わかっていない(「フィクションが現実となるとき」カレン・E・ディルジャックルフォード)
「自分の意志」と思ってるものが「他人の意志」かもしれない。
しかし、それならなんでそんなものを大事にするのか?
ひとつは「騙された被害者だと思いたくない」から。
人は自分が操作されている(メディアによって検閲され、制限され、影響される)と感じたくないという理由で、実際に自分たちをあやつっている、それもお金儲けのために操っている人々を擁護してしまう。(同)
「自分の時間や労働や財産が騙しとられて他人に費やされた😭」
ってのはまーなかなか受け入れにくい。
もうひとつは「意志がないことに耐えられないから」もあるでしょう。
他人の意志ばかり受け入れてきた人は……。
もう、自分の意志を自然に生みだすことができなくなる。
すると他人の意志でいいから
「意志の空白」
を埋めなきゃいけない。
カルト教団はさまざまな命令をする。
ほとんど家に帰れないほどたくさんのことをさせる。
ブラック企業も同じ。
そういう状況は「楽」なのです。
「自分の意志」が外から与えられるから。
しかし、結果的にそれは「依存」を生み……。
「隷属」にいたるのです。
カルトもカルトの外もかわらない
「プロパガンダ」は悪い意味でつかわれるけど、もともとはそーじゃなかった。
ラテン語のpropagare プロテスタントに押され気味だったカトリックのローマ法王ウルバン八世が、一六三三年に巻き返しのための布教活動を展開するために「伝導本部」(congregatio de propaganda Fide)という組織を創設したことに始まる。
……この「単語」が「悪しき行為」となったのは、アメリカが第二次大戦の主敵であるナチスが展開した「プロパガンダ」と称する政治宣伝を、「虚偽に満ちた悪しき情報操作」と指弾して「虚偽」「情報操作」と意味付けし、その一方で、自ら行う政治宣伝を「公共広報(PR)public relation」と称して「真実の情報を伝える行為」と意味づけたためである。(「姿なき敵 プロパガンダの研究」里見脩)
「じゃープロパガンダとPRなにが違うの?🤔」
なにも変わりません。
カルト教団の「プロパガンダ」を笑っても……
社畜世界の「PR」に洗脳されてるかもしれない。
- なぜ自分ではなく他人のために働くのか
- なぜ自分ではなく他人のために納税するのか
社畜のいきてる世界も、ひとつの「カルト」かもしれない。
終わりに 「自由に生きる」ことのむずかしさ
「99%の人間は不自由に暮らしている」
と思う無職です。
「こいつぁ自由人だ!🤗」
という人はほとんど見ません。
- 自然に笑える人
- 自然に話せる人
だけでも少ない。
「お金があれば自由に生きられる」
ってわけでもないのです。
それならブッダも王族の地位を捨てなかったでしょう。
人生を自由に生きるのはけっこーむずいのです。
だからこそ
「楽しい」
といえます……😘