普段テレビもニュースも見ない私ですが。
コロナウィルスのニュースだけは耳に入ってきます。
私はこのウィルス、あまりビビってません。感染リスクが非常に低い生活をしているからです。
リタイア生活者は風邪を引かない
「水シャワー」「暖房なし生活」のような過酷なリタイア生活を送っている私です。体調崩しやすいだろう、と思われるかもしれませんが、実は風邪を引いたことは一度もありません。
「バカだからだろ?」まーそれもありますが……🤣
風邪は「感染症」で、人からうつるものだからです。よく、「身体を冷やすと風邪を引く」と言われますが、実際には
「体温低下→免疫力が低下する→細菌・ウィルスが感染/増殖しやすくなる→風邪症状」
の流れがありますので、寒いというだけで風邪を引くことはありません。
働いてたときは、都市部に住んでおり、職場でもかなりの人と関わったので風邪を引くこともありました。
しかし今は2日に1回スーパーの店員と会話する以外は人と接することがありません(声帯が衰えてくるぞ)。
なので、今回のコロナウィルスが感染するリスクもほとんどないと考えています。
感染症は人類最大の敵です
人間にとってもっとも恐ろしい存在はなんでしょうか?
核戦争、テロ、独裁政治……ではありません。人間をもっとも殺し、そして今も殺しているのは感染症です。
たとえば黒死病を引き起こすペストはトータルで7500万人~2億人殺したとされています。マラリアは今でも毎年40万人近く殺しています。ポル・ポトが鼻くそに見える大量虐殺ですね😂
実は、人類が感染症に悩まされるのは文明が始まってからでした。
文明以前、人々が動物を狩ったり木の実を拾っていた頃、感染症リスクはほとんどなかった。彼らにとって最大の脅威は「外傷」で、狩りの怪我で死ぬことが多かった。
なんで当時は感染症が少なかったかというと、「人口密度が超低かったから」です。狩猟採集時代の人口密度は25km平方に1人いるかいないかでした。だからヤバいウィルスが生まれても、つぎつぎに感染していくということはなかった。
しかし農耕や牧畜がはじまると、一気に感染症に悩まされるようになりました。
農耕は大量の人手を必要とするため人口密度が100倍以上増えました。定住して家畜や人の糞尿近くで生活するようになり、食料を貯蔵するのでネズミなどの感染媒介となる動物も増えた。
そういう状況なので文明以降、人類はたびたびヤバい感染症に壊滅的な被害を受けました。
アメリカ大陸に植民者がやってきて、インディアンがインフルエンザなどの疫病でバタバタ死ぬ。そういうことが起きたのも文明と感染症がつきものだからです。
感染予防の正解は「田舎に逃げる」
ペストが流行したときに生き延びたヨーロッパ人は何をしたか。抗生物質なんてなく、細菌やウィルスの概念もない時代です。
それは「田舎の農村に逃げる」というものでした。どの本に書いてあったかは失念しましたが、「田舎に逃げる」という方法は割とポピュラーな予防法だったみたいで、ペスト以外でもインフルエンザなんかが流行すると都市部からの人口移動があったみたいです。
当然ながら、都市部は人口密度が極度に高く、感染症リスクがもっとも高い😣
現在の都市が実現可能になってるのは下水道や廃棄物処理などの都市衛生、抗生物質や予防接種など医療の力が大きいですが、それら衛生の力が及ばない「新型ウィルス」が誕生すると、一気に都市は壊滅的な被害が生じる恐れがあります。
終わりに リタイアは命を救う?
政府は「手洗いマスクをして必要以上に出歩くな」と言ってますが、彼らは立場上「会社に出勤せずに引きこもれ」とは言いません。
でも、今回のウィルスでマジでヤバいのは「満員電車で通勤してる都市部の賃金労働者」だと認識しています。私から見ると電車通勤は自殺行為です。
多分人類史上最過密の空間です
逆に私のような田舎でのリタイア生活は、感染予防としてベストな対処法だと思います。セミリタイアは命を守る、そんなことがあるかもしれません……😁
ともあれ、私の予想では今回のコロナウィルスはそれほどの脅威ではないので、必要以上に恐れることはないと思いますが。
「大都市はいざとなったら非常に感染症リスクの高い場所」ということは認識しておいた方がいいと思います。感染症は北朝鮮のミサイルなんかより何百倍も怖いです。