治験の事前検診を受けてきました。
昨日、電車でちょこちょこ都会に出かけてると言いましたが。
これは治験のためなのでした。
実は私は学生時代から治験を何度も受けている、治験マイスターのベテランモルモットなのです😝
事前検診後に報酬と一緒にもらったビスコ。当日は絶食なのでしみわたる美味しさ。
治験とセミリタイアは相性がいい
セミリタイアをはじめて、治験をたくさん受けようと思いました。
普通のバイトにはないメリットがたくさんあるからです。
ただで健康診断してもらえる
治験で健康チェックができます。
一般的な治験では、事前の検診で
- 血液検査
- 検尿
- 血圧測定
- 心電図測定
をしてもらえます。これで各種の検査値・感染症の有無を確認することができます。
一般的な治験の対象は「健康な成人男性(女性)」です。事前検診に合格した時点で「健康」と判断していいと思います。
もちろん、人間ドック並を期待してはいけません。たとえばガンはわからないでしょう。ポリープなんかの消化器系疾患もわからないです。
でも、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肝機能異常、腎機能異常、不整脈や心不全。そういった検査に出やすい病気はバッチリないと確定します。
不合格の場合、ヤバい症候があれば教えてくれると思います。エイズやC型肝炎に感染してますよーとかね。まあ大半は落ちたとしてもちょっと検査値オーバーしちゃってるくらいだと思います。
私はカルテをちらっと覗き見して、自分の検査値をチェックしました。「ダメですよ!」と怒られましたが。ばっちり健康優良無職でしたね。
基本食って寝るだけ
入院中の生活は、基本的に食って寝るだけです。
食事やベッドは用意されます。水と麦茶は飲み放題です。シャワーは指定の時間に浴びることができます。施設によってはパジャマも提供されます。漫画や雑誌など揃っています(こち亀全巻あるところもありました😁)。
ぜーんぶ無料です! つまり、セミリタイアの生活費が入院日数分浮くのです。
パソコン、ゲーム、漫画や本は持ち込みオッケー。もちろん、ふつうの人は「暇だー」「退屈だー」となりますが。セミリタイア者にとっては単に日常の延長です。
お酒とコーヒーは飲めません
でも、制限もあります。アルコールとカフェインは摂取禁止です。入院中はもちろんそうですが、お酒は検査の前日、入院前三日間なども禁止になります。また、入院時にはスナック菓子やメントスとかも持ち込めません。
最近の治験では、とくにアルコールが厳しくチェックされるようです。事前検診では交通検問みたいに呼気アルコールをチェックされました(引っかかる人はいませんでしたが)。アル中が紛れ込むと入院中に隠れて酒を飲んで大騒ぎになるのでしょう😝
私は酒よりもカフェインジャンキーで、離脱症状がつらくなります。エナドリ飲めるなら1000円出すぜ! となります……。
バシバシ血を抜かれます
腕がシャブ中みたいになります
ふつうの生活と違うのは、バシバシ血を抜かれることです。
薬の血中濃度の推移を確認するために、とくに薬を飲んだ直後は頻回にとられます。5分おきとか、ヤバいのは2分おきというのもありました。
採血のたびに注射針をさすことが多いですが、留置といって針をさしっぱなしにしておくこともあります(この場合ベッドで横になったままです)。
ただ、採血でとるのはちょっとだけ。治験全体の採血量は一回の献血より少ないことが多いです。単に回数が多いのです。だから、貧血になることはまずないですが、あのチクっとした痛みが苦手な人は向きません。
これはインフルエンザの予防接種です。このぶっとい腕に注射するのは大変そうですね。
昔はなかったのですが、最近の事前検診では採血しやすい血管かチェックすることが多いようです。私は血管バリバリ浮いて看護師さんに喜ばれるタイプです。
あまり血管が見えない人、血管が逃げて採血しにくい人は合格しにくいようです。人生よよよ氏もそれで落ちたみたいですね。
報酬は一泊2万円ほどが多いです
私は何年も前から治験してますが、相場は一泊2万円であまり変わらないです。ただ最近は極端に安い案件が目につく印象です。昔と比べるとレッドオーシャン化の傾向はあります(覚えた言葉は使いたいタイプ)。
事前検診は3000~5000円ほどもらえます。施設に近くてあまり交通費がかからないなら、健康診断してもらってお金もらえることになります。
「でも、治験って死ぬんじゃないの?」
この前、治験薬を飲んだ人が自殺した件がニュースとなりました。
薬は反対から読むとリスクであり、どんな医薬品でもリスクはあります。ただ、治験においても怖くない薬を判断することはできます。
ジェネリック医薬品の治験:ジェネリック医薬品の生物学的同等性をたしかめる試験です。ジェネリック医薬品って、添加物や薬の形が違うので、元ある薬とおんなじように吸収されるんだろーか? という試験です。
これはすでに市場にでまわってる先発品と同じ成分の薬を飲むだけです。副作用もバッチリデータがあるので、その時点でリスクを判断できます。私が受けたのは大半がこれです。
私は一回、ジェネリック医薬品の試験で某向精神薬を飲んだことがあります。それは精神病の人が毎日何粒も飲む薬を一錠飲んだだけなので、体調変化はほとんどなかったです(ちょっと便秘になったけど)。
基本的に医薬品は毎日飲むものなので、それを一錠飲むくらいどうってことないことがほとんどです。
脳に作用しない医薬品:医薬品は脳に行く薬と行かない薬に大別することができます。血液脳関門というのがあって、そこを通る薬と通らない薬があるのです。
精神系の薬はほとんどすべて脳に作用します。自殺があったのは脳に作用する薬でした(しかもジェネリックではなく新薬)。特定の臓器に効く薬……たとえば血管に効く、膵臓に効く、そういう薬では死ぬリスクはない……かなあと私は考えています。ないとは言い切れませんよ?\(^o^)/
ようは「中枢神経系」の「新薬」はヤバいだろうな、と私は考えています。
みんなモルモットには優しいです
治験って怖いんじゃないの?
って思うかもしれません。世間的にはアングラなバイト、ヤバい仕事みたいに思われています。
でも、治験はシャバの醜い世界よりクリーンで優しいです。なぜなら、ガチガチに規則と法律に縛られた世界で、バカみたいに人権に配慮されてるからです。人体実験というヤバい領域だからこそ、コンプライアンスが徹底されているといえます。
看護師さんも優しい人ばかりです。民間企業のようなパワハラはありえません。なぶせ……被験者にはいつでも試験を中止する権利があるからです。めったにないことですが、モルモットが「もう嫌だ!帰る!」となったら治験はおじゃんです😝
私がバイトより治験の方がいいと思うのは、先輩風吹かせるうざい上司やパワハラ経営者がいないことです。
きちんと規則を守って、ふつうのマナーがあれば、最初から最後までお客様気分でいられます。
終わりに
以上まとめます。
- 一泊2万円ほどもらえます。
- 健康チェックしてもらえます。
- 飯食って寝転がってるだけでお金がもらえます。
- でも血を頻回抜かれます。
- 死ぬことはあるかもしれませんが笑 リスクはある程度回避できます。
- 入院中は優しい世界でお客様気分でいられます。
私のリタイア生活費はだいたい4万円です。10泊20万円の案件があれば、5ヶ月サバイブすることができます。そう考えると、治験だけで食っていくこともできそうです。まさにプロのモルモット。
セミリタイア者と治験の相性はバツグン……。私はこれからも治験を受けまくろうと思っています。
おすすめ治験サイト
私が何度も受けているのは、「JCVN(医学ボランティア会)」の案件です。ここは昔っからある老舗の治験サイトです。ニキビの人向け、メタボ向け、喘息向けの治験もあります。
あとは「コーメディカルクラブ」に糖尿病と花粉症向けの案件があるようです。特定疾患向けの治験の方が報酬が高い傾向があるので、疾患持ちはチェックしておきましょう。
治験の案件はナマモノで、良い案件はすぐ埋まってしまいます。会員登録しておくことをおすすめします😘