30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

【出家無職】「リタイア者の幸福」vs「社畜の幸福」

わたくしは何ぴとのやとい人でもない。
みずから得たものによって
全世界を歩む。

他人にやとわれる必要はない。(スッタニパータ、中村元訳)

リタイア者は「出家者」みたいなもんです。

  • 社畜
  • リタイア者

これは

  • 俗世間
  • 出世間

の関係といえる。

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リタイア者=ブッダ 社畜=牛飼いのダニヤ 

牛飼いダニヤが言った、
「私はもう飯を炊き、乳を搾ってしまった。マヒー河の岸のほとりに、私は(妻子と)共に住んでいます。わが小舎の屋根は葺かれ、火は点されている。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

師は答えた、
「私は怒ることなく、心の頑迷さを離れている。マヒー河の岸のほとりに一夜の宿りをなす。わが小舎(すなわち自身)はあばかれ、(欲情の)火は消えた。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

「雨」は災難の象徴です。

ダニヤは物質的な城壁を築いて、災難から身を守れるとする。

ブッダは欲望や執着をなくしたから、自分は安全だと考える。

リタイア資金は「筏」

牛飼いダニヤが言った、
「蚊も虻もいないし、牛どもは沼地に茂った草を食んで歩み、雨が降ってきても、彼等は堪え忍ぶであろう。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

師は答えた、
「わが筏はすでに組まれて、よくつくられていたが、激流を克服して、すでに渡りおわり、彼岸に到着している。もはや筏の必要はない。神よ、もしも雨を降らそうと望むなら、雨を降らせよ。」

この「いかだ」はいろいろな解釈ができますが(一般的には「教義」)、「リタイア者の資産」も似ています。

私がリタイアするには1000万円が必要でした。

でも、リタイア後はそんなにお金は必要ではなくなる。

だから雨が降って1000万円がどっかに流れても、まあやっていける。

リタイアするとほんとお金に執着しなくなります😘

関連:【脱お金】「お金の執着」から解放されるリタイア生活

他人に雇われる必要はない

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権は有料領域以外はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!