暑い、痛い、しんどい。
旅仕様のチャリで旅立ってみましたが、思ったよりずっとつらかったです。
荷物の総重量は7kgほど(キャリア込み)。
自転車野宿旅の概要
行き先は60km先の公園です。
Googleマップで「地元民しか知らないこじんまりした公園」とレビューにあるところを選びました。
- 12:00 出発
- 17:00 公園到着
- 18:00 スーパーで買い物
- 19:00 炊飯・食事
- 21:00 設営・睡眠
- 6:00 起床&撤収作業
- 7:00 朝食
- 8:00 出発
- 12:00 帰宅
テントにするか蚊帳にするか悩んだのですが、テントにしました(公園テント泊は法的にグレー)。そのかわり迷惑をかけないよう早朝に撤収です。
公園野宿風景。テントはいつもの超軽量テントVIK 1
晩飯。蒸らしのときに焼き鳥を投入して焼き鳥丼にします。うまかった。
自転車野宿旅は地獄のつらさ
道行く自転車ノジュカーを見ては「楽しそうだな~」と思ってたんですが、正直ここまでしんどいとは思いませんでした🤣
腰、逝く 腰が痛くて泣きそうになります。
ケツ、死ぬ ケツががんがん痛くなります。サドルが剣山です。
50kmから先は苦行 「100kmは余裕」と言いたいところですが、荷物を積むと上り坂が地獄です。今回は高低差ありまくりのコースで、50km以降は心が折れそうになりました。
クソ暑い 5月で最高気温は24度ほど、絶好のチャリ日和……と思いきやクソ暑かった。
ひと目が気になる 見知らぬ土地の公園野宿はかなり勇気が必要です。今回の公園は民家が近くにあって気が休まりませんでした。
眠い テントに侵入した蚊に悩まされて何度も起こされました。殺虫剤は必須ですね。
汗でベタベタ 今回は着替えなしでタオルの清拭のみ、ベタベタして不快でした。汗臭くてお店に入ると公害になります。
自動車が怖い 「いかに自動車に安全に追い抜かせるか?」に神経が消耗します。狭いトンネルに入るときは「一分後には死んでるかもな」となる💀 なんだかんだでこれがしんどいです。
けっこう忙しい 自転車で移動して、野宿場所を見つけて、買い出しに行って、テントを張って、ご飯を炊いて…… やることが多くてなかなか休めません。その辺の社畜よりがんばってる感があります。
自転車野宿は「究極の自由」を感じます
「自由」と「快適」はトレードオフ
しんどかった自転車野宿旅ですが、その分良いところもあります。
「自由を感じることができる」のです。
「自由」と「快適さ」は両立しないようです。快適なほど自由はなくなり、快適さを手放すほど自由があります。
「快適な旅」がしたいなら、新幹線やタクシーで移動して高級ホテルに泊まればいいでしょう。でも、私が旅に求めるのは「自由」。
ホテルよりテントが、自動車より自転車が、レストランより自炊が「自由」を感じられます。
- 自分の脚で120km移動しました。
- 自転車に積んだ道具で夜を過ごしました。
- かかった費用は食費が600円だけです。
「自由」とは、究極的には「自分の力で成し遂げている」という感覚のことかもしれません。
ガソリンエンジンで運ばれて、だれかが作った料理を食べて、ふかふかのベッドで寝る……それではつまらないと感じます😅
終わりに レッツトライ 辛く楽しい自転車野宿旅
いまはジンジンしたケツに悩まされながら「しばらくいいや」となってますが、改善点はたくさんあったし、次回はもっといい旅ができそうです。
決して万人にはおすすめできない自転車野宿旅。
でも、強烈な楽しさを感じることができます。
みなさんも試してみてはいかがでしょーか?😘
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