社畜はもう「オワコン」かもしれません
- ユニクロで3枚500円だったTシャツ
- 3年前に買った980円の短パン
- 学生時代から使ってるバックパック
- 雨が降るとツルツルすべるすりきれたクロックス
そんな格好で都会をぶらぶらしてます。
みんな忙しそうで、みんな小綺麗で、お金をもってそうです。
でも何も感じなくなりました😅
- たっぷりと時間があるし
- なにをしてもいい自由があるし
- 粗食と運動で健康な肉体をもってる
からです。
実際、これ以上の贅沢はなかなかないでしょう😚
働かないことの何が悪いのか
でも、「働かないことは悪いこと」とされます😭
「働かないと幸せになれない」
ひとつの主張は、「自分のためにならない」というものです。
- 働かないと成長できない。
- 働かないとスキルが身につかない。
- 働かないと退屈だ。
- 働かないと幸せになれない。
などなど。
これはどーなんでしょうね。
私がリタイアして気づいたのは、働かない方が人間として成長できるし、スキルも身につくし、幸せになれるってことです。
たとえば働いてたときはかなり自己中心的だったが、利他主義的な精神も少し芽生えてきました。「余裕」ができるんですねえ……🤔
働いてたときはお給料をもらってても不安や恐怖感でいっぱいでしたが、いまは経済的不安がほとんどなくなってます。「なんとかなる」の精神ですね😘
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「模範的で生産的な良き労働者」になって、「世間に承認されるふつうの幸福」がほしいなら働いてた方がいいでしょーが😅
「自然で健全な人間」になるんだったらできるだけ働かない方がいいです。
たぶん、そっちの方が幸せになれます😘
「働かないと社会のためにならない」
もうひとつは「働かないで納税しないなんて社会人としての義務を果たしてない!😤」というものです。
たしかに憲法で「勤労の義務」ってのがあります。
が、これは却下💁♂️
人間は憲法より偉いからです。
ムーミン谷のスナフキンは禁止看板をみると引っこぬく性癖をもっていたようですが、私も法律文を見るとおしっこかけたくなるタイプです🤣
あとは「経済のためにならん!😣」というものです。
働かないとたしかに企業に利潤をもたらすことができない。
すると経済が回らなくなり、不況をもたらすかもしれない。
でも、これは古典的な経済学のハナシ。
もう2020年ですよ。
AIとオートメーションの時代です。
「労働者はオワコン」ではないですか?
人工知能や機械ができる労働を「俺の仕事だ!😠」とかじりついてたらどーなりますか。
イノベーションが進みません。生産性があがりません。
そっちの方が不経済になるのです。
大企業の仕事はすでにかなりが形骸化しています。「働きアリの法則」というのがありますが、勤勉に働くのは2割くらい。適度にサボってる無能が6割。ガチのフリーライダーが2割。
企業はやる気のない社員の首を切りたいが、解雇規制があるから難しい。そして無能ほど辞めないのが世の常です……🤣
結果として、「無能の給料泥棒」を養うこととなり、くだらねー仕事を「創出」して生産性を下げることになる。
もちろん、特別に創造的な仕事ができる人、ほんとーに意味のある仕事をしてる人は別です(そういう仕事ほど給料低いんですが😭)。
でも、特に有能でもない、くだらねー仕事をしているだけの私たちは働かない方が経済はよくなるのです。
ピケティがいったように不公平はどんどん広がってます。
それはなんでかといえば、労働者がアホみたいに働くからです。
アマゾンの工場で働く社員が「俺の月給をベゾスは0.5秒で稼いでる」と気づいたら「やってられるか」ってなるでしょう(ベゾスは秒給55万円です)。
労働者が働かなくなったら企業はどーするか?
クソ仕事を廃絶して業務効率化をすすめるか。
労働者がいらないようオートメーションをすすめるか。
あるいは雇用条件を改善します。
いらない仕事がなくなって、生産性はあがって、労働者の待遇は改善される。
みんなハッピーです😍
だから、皮肉に言ってしまえばこれが事実なのかもしれません。
労働者が「働く」方が世の中を悪くしている……🤣
「でも働かなきゃ生きていけないよ」
「働かない生活なんて非現実的だ、いろいろ支払いがあるんよ😑」
現状はベーシックインカムがあるわけではないので、多少は働かなきゃ生きていけない。
私もリタイア資金の1000万円はコツコツ働いて稼ぎました。
でも、どれほど低賃金でも「週40時間、40年」働く必要はないでしょう😅
人間ひとり生きていくのにそんなに金はいらないからです。
私たちはすでに豊かです。
食べ物も、服も、空き家もたくさんある。家電や自動車でさえ、ただみたいな値段で買えます。
なぜ現代人は働いても金を貯められないのか。
「必要ではないものを買う」からです。
- 「他の人がもってるから自分も欲しい」(バンドワゴン効果)
- 「他の人がもってないものが欲しい」(スノッブ効果)
- 「お金持ちだと思われたい」(ヴェブレン効果)
そういうくだらねー理由でガラクタを買えば、お金はあっという間になくなります。
「意味のない仕事をして金を稼ぎ、必要のないものを買って金を失う」
これが現代の悲劇です😭
- 必要のない仕事をしない
- 必要のないものを買わない
これだけで私たちはほとんど働かなくて済むのです……。
また、無職ライフでも無収入とは限らない。
好きな仕事(活動)をすることはできます。
小遣いくらいなら自分の好きなことで稼げるし、ほとんど苦にならないお金稼ぎをすることもできます。私にとっては前者がブログで、後者が治験です。
こういう仕事は、9 to 5の週40時間労働制のように、天から降ってきた強制ではありません。
自分の好きなだけ
好きなように働き
好きなときに休みます🤗
こういう仕事は「自律的」です。
会社員として働くよりずっとストレスがないし、「楽しい」のです。
私は、規則的な時間と規則的な習慣を、人間に対する最大の侮辱だと考えた……誰もが大きな不満を抱いていた。というのも、自分たちの好きなときに出入りできず、自分たちが望む休暇を取ることもできず、かつて行っていたのと同じことを続けられなかったからだ……
↑これは昔のイギリスの靴下製造業者の日記ですが、これが「ふつうの感覚」です😅
決まった時間に出社して強制的に仕事させられるなんてだれでもイヤなんです。
「自由」があれば、仕事は楽しいものなんです。
終わりに 近い将来働くことが「悪癖」になるかも
意味のない仕事をして、必要のないものを買う。
これはアホです。
たしかに昔は貧しくて生産性が低かった。
だから有意義な仕事がたくさんあって、必要なモノもたくさんあった。
でも、現代はそういう時代は終わってます。
必要なモノはいくらでもあるし、なんでも安く手に入る。
労働者が仕事するより、機械やAIが仕事をした方が生産性がよくなっている。
それでも「労働」に縛られる必要はあるんでしょうか?
私たちを縛り付けているのは、単なる「慣習」という鎖にすぎないのかもしれません🤔
労働は健康に悪いです。
過労で身体を壊したり、仕事がイヤで鬱病になったり、心臓病のリスクを高めたりします。
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私たちは昔の映像作品を見てビビります。
「おいおい、みんなタバコ吸ってるぜ! 副流煙とか大丈夫なのかよ……😨」と。
将来の人から見たら、私たちは驚かれるかもしれません。
「おいおい、ヤバい時代だな……みんな働いてるぜ!😨」