「リタイア生活は孤独ではないか?」
独身のリタイア希望者には気になるところでしょう。
質問を頂いたので回答として書きます。
セミリタイア生活は割と寂しい
昨日書いたように、私はほとんど人と関わることのない生活です。
私のような独身リタイア者の場合、家族はいないし、友人との付き合いもない。なのでひとと会うことが何日もないということはざらにあります😅
はじめに言っておくと、このような生活は大きなメリットがあります。「静かな生活が好きなだけ味わえる」ということです。 だれにも干渉されずひっそりと暮らす生活は現代社会ではなかなか得がたい。
しかし、ときに寂しさを感じることも事実です。
会社員時代もまた孤独だった
「リタイア以前は孤独ではなかったか?」というとそうでもないんですよね。
会社員生活もかなり孤独でした。
関わりたくない人と毎日関わらなきゃいけないのは最悪です。私はほとんどの人と興味や価値観が合わないし、すぐ退屈してしまう。表面的には人と接していても、どんどん孤独感が増していった。
「人と関わるほど孤独になる」という感じでした。
でも、職場にはごく少数でも自分を理解してくれる人、尊敬できる人がいました。彼らのような人のおかげで孤独感は薄れたのでした。
現状はそういう人とも一切関わりはないですからね。寂しいといえば寂しい。
ネットや本、音楽で人と関わるが……
孤独感や寂しさはネットや本で紛らわしてます。
こうやってブログを書いたり、便所に落書きしたり、Youtubeで雑談動画を見たり。
読書も良い効果があります。自分にピタリとハマる本を見つけると、「おいおい、こいつは俺の言いたいことを言ってくれたぜ!」と最高の友人を見つけた気分になります。
あとは音楽。最近はPat Metheny(この曲好き)にハマってますが、いい音楽に出会うととても気分がよろしい。
ともあれ、そういう人間関係は肉的なぶつかりあいがなく(性的な意味じゃないですよ)、物足りなさを感じることも事実です。
「適度」に人と関わった方がいい
現状、私はリタイア生活の対人関係に「バランスの悪さ」を感じています。孤独に傾きすぎなのです。
たしかに、人間関係の大部分は煩わしい。でも、だからといって人と完全に隔絶して生きても不毛です。
これは前々から思ってたんですよね。人間関係構築しようとしてました。ボランティアやバイト、貧乏旅……。しかし、これらの計画はコロナちゃんのせいですべて破綻したのでした😭
まあ、私にとっては数人の友人がいればいいので、しばらくすればできるんじゃないかと思ってます。
終わりに ちょうどいい人間関係のバランス
- 会社員生活も実際はかなり孤独
- 孤独はネットや本などで紛らわせるが、本質的ではない
- 完全な孤独と、煩わしい人間関係の「間」を見つけることが大事
- 私の場合は「数人の友人がいればちょうどいい」
ちょっと整理してみました。
「どれほど人と関わればいいか?」は人によってさまざまでしょう。
私はたまに会う数人がいればOKです。毎日だれかと一緒にいなきゃ嫌! という人もいるでしょうが、私はぜったい無理です😅
リタイア生活は「好きなだけ孤独になれる」という点で非常に価値があると私は思っています。一方で、あまりひとりぼっちで生活していると寂しく感じることもある。
「人間関係で寂しさを感じず、煩わしさを感じない」
そんなちょうどいいバランスも探っていけばいいんじゃないかと思います😘