結局、あなたは騙されていたのです! by アレン・カー
禁酒55日目の無職です。
アレン・カーの
読んだらいいかんじだった。
「お酒はただの毒」とアレン・カーはいった
- 「お酒にメリットなんてない」
- 「お酒は人生を破壊する麻薬で、ただの毒だ」
と彼はいいます。
お酒は健康に悪い
ちょうどさいきんこんな記事をみつけた。
参考:ビール週1~2杯まで? カナダの新指針が波紋―「少量でも健康に害」:時事ドットコム
「健康的でいたいなら、一週間にビール2杯までにしなさい」
ということです。
「そんなんムリだよ!」
とほとんどの酒飲みは思うでしょう😂
「1日グラス1杯の赤ワインは健康的って聞いたよ?🤔」
あれはポリフェノールが身体にいいだけで、ぶどうジュースを飲んだほうが健康的です。
お酒は「量によって毒にも薬にもなる」ということはありません。
「毒」
なのです💀
企業と政府のお酒プロパガンダに騙されてはいけない
「でも昔から酒は百薬の長って言うじゃん😗」
それも実はプロパガンダでした。
2000年前、王莽が酒を政府専売にしようとしたときに広めたものです。
参考:故事成語「酒は百薬の長」の出典として知られる王莽(BC 45~AD 23 / 古代中国「新朝」皇帝)の名言 [今週の防災格言730] | 防災意識を育てるWEBマガジン「思則有備(しそくゆうび)」
- 国は酒税が大きな収入源です
- 企業は酒を売って利益を得られます
ってわけで、お酒は
「楽しい/おいしい/必要だ/幸せだ/健康にいい/社交的にする」
などのウソがつくられます。
参考:日本の若者よ、もっと酒を飲もう 国が税収増狙い奨励 - BBCニュース
お酒はおいしくない
「お酒はおいしくない。人体に毒だからひどい味なのだ」
とアレン・カーはいいます。
たしかに酒はマズイ。
私はビール大好きでしたが
「ビールはうまいか?」
というとビミョー🙄
運動やサウナで脱水状態にして、キンキンに冷やして飲む――ならおいしいけど。
喉がかわいてないときにぬるいビールを飲むとかなりマズイ🤢
チューハイもそーです。
ウォッカやスピリッツにいろんなフレーバーをつけて飲みやすくしてます。
けっきょくお酒はマズイ、だから
「工夫しないとおいしくない」
のです。
お酒は喉の乾きをいやさない
「ビールを飲めば喉の乾きがいえる」
これもウソだとカーはいいます。
むしろ喉をよけい乾かしてしまう。
だからさらに飲んでしまう。
人体にとってはるかに水の方が必要なのです。
「もっとも美味なるもの、そは水」
と古代ギリシアのだれかが言ったけど。
人体は完璧だからお酒なんていらない
「人体はすばらしいマシンだ」
とカーはいいます。
- 「人間は弱い存在だ」
- 「現代はストレス社会だからお酒が必要」
なんてことはない。
お酒がなくてもふつーに生きていけます。
「ぼくは特別に弱い人間なんだ🥺」
と思う必要もない。
たいていそーいうときは
「お酒によって弱められてる」
のです。
「適度な飲酒」なんてない――みんな依存症
アル中になると
「ほどほどに飲める人いいなー。ああなりたい🥺」
と思うわけですが。
「普通の酒飲み=飲酒をコントロールできてる人 なんていない」
とカーはいう。
お酒は「麻薬」です。
耐性ができます。
だから酒量は増えていく。
「自分は依存症だ」
という自覚がない人は問題が表面化してない、入り口にたっているだけ。
つまり「節酒」なんてうまくいかないということです。
「ぼくはほどほどにヘロインやるよ💉」
が100%ムリなのと同じ。
お酒では幸せになれない
「お酒を飲むとハッピーになれるんだ🤗」
というプロパガンダがあります。
「じゃー朝から晩までお酒を飲んでるアル中が超しあわせものか?🤔」
とアレン・カーはいいます。
「お酒を飲みはじめた少年を見てどう思うか?」
ってたとえもわかりやすいですね。
- 「少年にはきっとハッピーで明るい未来が待ってるに違いない🤗」
- 「あーあ、お酒なんて覚えちゃったらお金も健康もなくなるぞ🤔」
どっちでしょーか。
終わりに 「もう毒を飲まなくていい」という開放感をゲットしましょう
二度と飲めないという「不安」が、二度と飲まなくていいという「喜び」に変わった日のことを、私は今でも覚えています。大きな黒い雲の陰から太陽が差し込み、いままで暗くて寒かった場所が突然明るい陽だまりに変わったような気分でした。
禁酒が苦しいのはなぜか?
「お酒はよいものだ」
と思うからです。
キンキンに冷えたおいしいビールが飲みたい。
酔っ払って気持ちよくなりたい。
嫌なことをわすれてハッピーになりたい。
でも、お酒が「毒」だとしたら?
- まずい
- つまらない
- 人体に不要
- 不幸にする
- 身体に悪い
- 人間関係を破壊する
「そんなもん飲みたくねー😅」
となります。
「お酒をもうゼッタイに飲まない! 誘惑に勝つぞ!😖」
という「禁欲主義」では成功しない――
とカーはいいます(彼自身それで失敗してる)。
それは「お酒が飲めない不自由」を自分に課しているからです。
「ああ、もうお酒なんて毒を飲まなくていいんだ🤗✨」
という解放感を得る。
これでほんとーに禁酒が成功します。
「お酒をのまなくていい自由」
をゲットできるからです。
私は、46歳まで老人のような気分で生きていましたが、67歳になった今は、若者のような気分で生きています。また、残りの人生私も楽しく送れると信じています。自分の体を毎日お酒という毒で汚すことをやめただけで、人生に対する態度がこんなにも変わりました。それは、まるで毒物にまみれたモノクロの悪夢の世界から、太陽がサンサンと降り注ぐ色彩豊かな自由の世界に脱出したかのようでした。
「禁酒セラピー」は良い本でした。
ちなみに彼の
「禁煙セラピー」
で私は10年吸ってたタバコをやめられました。
ほんといい本書きますよ彼は
みなさんもぜひお酒をやめてみましょう。
無職といっしょに……😘