30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

【禁酒は無職から】仕事を辞めるとお酒もやめられる?

「働かない」という万能薬

「酒やめるぞー!」

と先日断酒宣言しました。

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結論からいうと断酒してません……。

でも、減酒はしてます😚🍺

「リタイアしてすることがないと酒に溺れるのでは……」

と思うかも知れません。

逆です。

リタイアするとそんなにお酒を飲まなくてもよくなります😘

リタイアは依存症を治す?

ラットパーク実験

「押すとモルヒネが注入されるスイッチ」

をケージのなかに入れると、サルはそのスイッチをなんどもなんども押し続ける……「薬物はやべーよ😰」という実験がありました。

しかし、カナダの心理学者アレクサンダー氏は疑問を持った。

「19世紀イギリスではアヘンが下痢や咳にも使われたのに依存症は少なかったんだが😤」

そこで行われたのが「ラットパーク実験」です。

ラットパーク実験では、従来型の狭苦しく孤独な環境を再現した18×25×18cmのワイヤーメッシュの「植民地」と名付けられたケージと、8.8平方メートルという通常のケージの約200倍もの広さを与えたラットパークを用意し、それぞれの環境にマウスを置いて比較実験をしました。

ラットパークの壁はネズミが普段生活するであろう草原の絵を描き、地面には巣を作りやすい常緑樹のウッドチップを敷き詰め、ネズミが隠れたり遊んだりできる箱や缶を用意、マウス同士が接触できるようにし交尾や子育てが可能な環境を与えることで、さながらネズミの“楽園”を実現しました。これがラットパークという言葉の意味するところです。 

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博士は、ネズミが甘い砂糖水を好み苦い水を嫌う性質があることを発見しました。苦味のあるモルヒネ水に砂糖を加えモルヒネと砂糖の比率を1日1日変えていきながら、ネズミがモルヒネ入り砂糖水を飲めるようになるのにかかった日数を測定しました。実験の結果、植民地ネズミは楽園ネズミより早い段階からモルヒネ砂糖水を飲み始めることが分かりました。

また、その総量を比べると、植民地ネズミは楽園ネズミの19倍も多くのモルヒネ砂糖水を飲んだことも判明しました。また、他のネズミとの接触の機会を断たれた植民地ネズミがモルヒネに酔う反応を示すのに対して、ラットパークで楽園を満喫するネズミは他のネズミと遊んだり、じゃれ合ったり、交尾したりすることが多く、モルヒネによって楽しい生活を邪魔されるのを拒絶するかのように、モルヒネ砂糖水をあまり飲まなくなります。(藍里病院 PDF 太字は私)

社畜をやめると依存症も治る?

社畜は植民地ネズミです。

不自然で、不自由な、狭い職場に強制されます。

職場では、同僚は仲間ではない。

競争相手、監視者となる……。

こんな状況では「飲まずにいられない」となっても自然でしょう。

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しかし、リタイア生活はラットパークみたいな楽園です😚

何しても自由。

好き勝手に生きることができます。

世界は大きな遊び場です。

このような状況では、楽園ラットと同様、依存する必要がなくなる……🤣

酒とはうまく付き合いたいのです

「モルヒネによって楽しい生活を邪魔されるのを拒絶するように」

って表現がよくわかるんですよね。

私も同じような理由でお酒を控えめにしてますから。

酒を飲むのは楽しい。

でも、あんま飲むと他の楽しみをジャマしてしまう。

深酒すると時間をロスします。翌日ダルいです。頭働きません。

そーなるとめんどくさい。

だから自然と酒量が減っていきました😘

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「酒量を減らす」という選択肢もある

完全な禁酒はイヤです。

想像しただけで干上がってしまう😱

私は酒が好きです。ひととお酒を飲むのも、ひとりで楽しむのも好き。

だから「適度に」飲むようにしたいですね……😚

「アルコール依存症は一生の病! 依存状態を続けるか、まったく飲まないかのどちらかだ!👊😠」

アル中の自助会なんかではそー教えられます。

ただ、以前読んだ本では「酒量を減らす」ことも可能だと書かれていました。

「アルコール依存症者が1ヶ月の禁酒をすると、その後に飲酒を再開した場合でも、酒量は著しく減る」

と報告があるようで。

ある程度コントロールすることはできそうです。

すくなくとも、私は「異常に飲む」ことはなくなった。

社畜時代は、毎日お酒を飲んでました。

ビール500mlは5分で飲みました。

そのあとにハイボール、チューハイ、ワイン……というように延々飲んでいた。

しかし、今は2〜3日に1回、ビール500mlをちょびちょび飲むだけ。

社畜時代のアルコール摂取量は114.6g/dayでした(ビール500ml+ストロングチューハイ500ml+ワイン500ml。これは「まーまー飲んだ日」)。

現在は11.5g/day(ビール500mlを2日に1回)です。

酒量はどれくらい減ったのか。

10分の1です。

これ、自分でも驚きなんですよ。

「もっと飲みたい〜でもやめなきゃ😣」という感じじゃないんですね。

「酔っ払った〜これで十分😚」といった感じです。

まったくムリしてない。

これは「植民地」から「楽園」に変わったおかげだと思います😘

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終わりに 「飲まずにいられない環境」がクソなのです

酒は文明とともにありました。

でも、現代ほどアルコールが人間を殺す時代もないでしょう。

楽園のラットたちは教えてくれます。

酒が悪者なのではない。

酒に溺れさせるような環境が悪いのだ、と。

酒は社畜のトラップになりがちです。

酒のせいで自由になれない社畜を何人も見てきました😭

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  • 自由に自然に生きること。
  • 生活を整えること。
  • イヤなことをしないこと。
  • ムリをしない、がんばらないこと。

結局、精神科医や治療薬より、こーいうことの方が大事なのかもしれません🤣

「リタイアしたらお酒ばっかり飲んじゃうかも?」

という人は安心してください。

檻から逃れて自由な人は、なにかに依存する必要はないのです……😘

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!