30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

セミリタイアするとバカになる――実際になった

忘れることが進歩なのです

セミリタイアするとバカになる

世界がかんたんになる→バカになる

  • 難しい本、英文がぜんぜん読めない
  • 昔のこと忘れまくり
  • いま何日なのか、昨日なにを食ったか、わからん
  • 基本的に、ボケっとしてる

昨日の登山はひどかった。

  • いま自分がどのへん歩いてるか
  • あと何時間で帰れるのか

ぜんぜん考えてない。

「なんでこんな山の中にいるんだっけ?🤔」

とまでなった。

マジでリタイアしてからバカになってます。

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なぜリタイア生活は脳みそがツルツルになるのか?

リタイアする前は賢かったんです😥

知識が必要だったから。

150万円ハウスを買うとき、図書館で一日に3〜4冊不動産関係の本を読んだ。

リタイアしてからも、税制や投資、節約について知識をかきあつめた。

しかし、いまそれらは必要ない。

生活がかんたんだからです。

  • 「死ぬまでお金に困ることはないだろう」
  • 「このまま大きなストレスもなく、やっていけるだろう」

となる。

お金、労働、人間関係が人間の苦しみのほとんどでしょう。

  • めんどうな労働がない
  • お金にアタマを悩ませない
  • 嫌いなひとと関わらない

リタイアすれば、メモリ4GB・セレロンの脳みそでやっていける。

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リタイア後は「知識」も断捨離?

「必要のない知識」

は手放していいのかもしれない。

仏典で「筏のたとえ」がある。

ある時、道行く旅人が大河に出会った。
こちらの岸は危険であり、向こうの岸は安全である。しかし、船も橋もない。

そこで、旅人は考えた。
「大きな河だ。でも、船も橋もない。
 葦や木や枝を集めて筏を作り、手足で漕いで渡るしかない。」

そこで、旅人は、葦や木や枝を集めて筏を作り、手足で漕いで渡った。

次に、旅人は考えた。
「この筏は大変役に立った。この筏のお陰で大河を渡ることが出来た。
 この筏は捨てるには惜しい。担いで道を歩いて行こう。」

さあ、この人は、適切な行動を取ったと言えるであろうか?
弟子たちは「いいえ」と言った。

仏陀は続けた。
では、どうするのが適切か考えてみよう。

「この筏は大変役に立った。この筏のお陰で大河を渡ることが出来た。
 だが、この先は不要である。この筏を岸辺に置いて道を歩いていこう。」

このような判断こそ、適切な判断である。

リタイアする前はあれこれ知識が必要。

  • 収入を増やす方法
  • ガツガツ蓄財する方法
  • 資産を増やす方法

でも、リタイアしたらそれらは別にいらなくなる。

いらない知識は、手放した方が身軽でしょう。

「十牛図」

でも、「忘れること」が進歩です。

せっかく手なづけた牛(真の自己)を忘れてしまう。

その次には、牛も、自分も忘れる。

そして、ありのままの世界が広がり……。

悟りを開く。

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終わりに 高次の人間ほど「バカに見える」のかも

リタイアするとバカになる。

それは実は「前進」なのかもしれません……😘

私の回顧的な印象では、最も完全な人は、多くの時間、日常生活と呼ばれるもの――買い物をしたり、食事をとったり、挨拶をしたり、歯医者へ行ったり、金銭上のことを考えたり、黒靴にしようか茶靴にしようかと考えあぐんだり、つまらぬ映画に行ったり、週刊誌を読んだり――のうちで過ごしている。(「完全なる人間」アブラハム・マスロー

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!