「遊ぶ金欲しさで」
ってニュースでよく言いますけど、これって大半は「パチンコ狂い」なんですよ。知ってました? ギャンブルは恐ろしいですね😝
ともあれ、私も遊ぶ金がほしいなーと思ってる最近です。アルバイトくらいすっかな、と思っているのです。
週2勤務か週3勤務か
はじめは週2勤務がベストかな? と思ってました。
リタイアして思うんですが、「土日」って楽しくないです。どこいっても人だらけだし、なんか若いカップルとか目障りなのが急に増えるからです😝
なので、土日にバイトして、平日の5日間を休みにすればいいのでは……と思ってました。
週2日労働だと、日給1万円、年間104日働くとして、年収104万円です。うまくやれば非課税ラインです。所得税・住民税非課税、年金免除、国保は年間2万円のアタラクシアです。
これが税制上いちばん良い、と思ったのですがそうでもないようです。
週3勤務1年労働→失業保険の方が割がいい
週3勤務を1年続けて、半年休む。
こちらの方が同じ労働時間で入ってくる収入は多いのです。
たとえば、1年半以下のような生活をしたとします。
- 週2勤務で1年半働く
- 週3勤務で1年働いて退職、半年は求職状態
いずれも労働時間は同じです。
週2勤務で1年半だと、収入は156万円です。所得税、住民税などは0円。国保だけ7割免除で3万円かかりますので手取り153万円です。
一方で、週3勤務で1年働くと、収入は156万円で、手取りは約126万円です(参照:年収別 手取り金額 一覧)。なお、住民税などは前年収入が基準のため、納税は退職後になります。
これだけだと大損ですが、失業保険を計算すると、トータルで31万円給付されます(30~34歳、自己都合退職の場合)。すなわち、総手取りは157万円となります。ちなみに、働いてる1年間は年金を払ってることになります(失業後は免除の手続きができます)。
以上まとめるとこうです。
- 週2勤務は1年半で手取り153万円、年金は免除
- 週3勤務は1年半で手取り157万円、年金は1年払う
というわけで、週3勤務の方が、年金を払いつつ、手取りも多くなりました。
失業保険すげー!
ちなみに、失業保険給付は働く意志のない人は不正受給になりますよ。というか……失業保険のめんどくさい手続きを考えると、4万円くらい……となるかもしれません😅
終わりに 雇用保険or非課税ライン
雇用保険を取るか、非課税ラインを取るか
セミリタイア者が働くときは、「収入を抑えて無税にするコース」か、「失業保険を視野に入れてトータル手取りを多くするコース」を選ぶことになると思います。
意外と後者の方がお得になることがあるかもしれない、というお話でした(間違ってたら指摘してください)。
というか、個人事業主兼アルバイターなら、事業で赤字を出せば、「失業保険をもらいつつ無税コース」も可能でしょうね。個人事業主が失業保険がもらえるのか? というとケースバイケースのようです。赤字や無収入なら行けるという話もありますが、廃業した方が早そう(参考)。
うーん、汚いというか、エグいテクニックですね😅
◆
週3勤務ってけっこうダルい気がしますが。
一年間がっつり(?)働いて、半年間は東南アジアでもいってだらだら(しながら求職活動も並行)して、というサイクルの方がいいのかもしれません。
タイに行きタイ
まーしばらくはバイトはしない予定ですが。
ともあれ、最後にこれだけは言っておかないと。
失業保険の不正受給はダメ! ゼッタイ! です😤