30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

【エンジョイ失敗】「いくらでも失敗できる」というセミリタイアの特権

日本人はなぜ英語がドヘタなのか?

日本人は7年も英語を勉強します。

大学ではディケンズやシェイクスピアの講義を受ける。

でも日常会話すら喋れない。

なぜか?

「日本人は失敗を恥じるから」

……とアラン・ワッツが言っていた。

  • 「日本人と話すなら、バーにいくといい」
  • 「酔っ払えば、失敗を恐れず話してくれる」

🤣

「失敗を楽しむ」リタイア生活

「失敗は許されない」

のが社畜ワールドです。

  • 遅刻は許されません
  • 忘れ物は許されません
  • 仕事でミスしたらボロクソに怒られます

「学生気分でいるな」「社会人らしくしろ」とよくいいます。

学生なら失敗が許されるけど、社会人になったら許されないってことらしい。

「社畜の祭典(オリンピック)」が良い例です。

だれも責任をとりたくないから、だれも中止を言い出せない。

(ずるずると開催に持ち込むようですが……😅)

社畜ワールドの理想って、「成功」ではないんですよね。

「失敗しないこと」です。

この傾向がいちばんつよいのは官僚ですが、大企業も同じでしょう。

結果、「まじめにがんばってるのに経済成長しない」ってことになる。

「まじめなのに」ではなく「まじめだから」だと思いますが……🤣

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リタイアライフは「失敗しほーだい」

リタイアすると失敗と仲良くなれます。

理由は3つです。

1.失敗しても食いっぱぐれません。

リタイアするとほぼ無収入になります。

なにか事業をはじめて失敗した?

年収400万円から0円になった?

「もとどおり」になるだけです。

生活にヤバいことはありません。

失敗してもほとんどリスクがないのです。

リスクがないから、楽しそうなことにチャレンジできます。

これは「特権的」です。

実は、偉大な業績を残したのはだいたい資産持ちの無職でした。

「(ビーグル号に乗れたのは)生活費を稼ぐ必要がなく、余暇時間がたっぷりあったからだ」ダーウィン
「(哲学と数学に革命的業績をもたらせたのは)ありがたいことに、生計のために学問をする必要をまったく感じずにすんだからにほかならない」デカルト
ガイ・スタンディング「ベーシックインカムへの道」より)

2.失敗しても他人に迷惑をかけません。

「他人に迷惑をかける」

ってめちゃくちゃおそろしーです。

自分が怒られたり仕事量が増えるのはいい。

でも、他人に迷惑をかけるのは……😰

リタイア後は失敗してもだれにも迷惑かけません。

気楽なもんです。

(家族がいたり、社員を雇えば別でしょうが……)

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3.失敗しても恥ずかしくありません。

社畜時代は失敗すると自己嫌悪に襲われました。

同僚と比較して、自分には価値がないと思った。

  • 自分は無能だ
  • 恥ずかしい
  • 消えてしまいたい……🥺

でも、個人的なチャレンジならどれほど失敗しても恥ずかしくありません。

比べる相手もいないですしね。

家でフルチンでいても恥ずかしくないのと同じです🤣

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「続ける」とは失敗しつづけること

「成功のためには続けることが大事」

とよく言われます。

この「続ける」ってのが難しいです。

「続ける」とは「失敗の連続」だからです。

たまに小さな成功はあるかもしれない。

でも、基本的には失敗です。

失敗、失敗、また失敗、今度こそ! また失敗……😭

そーしてやっと成功します。

自転車を乗りはじめたときを思い出してください。

なんども転びます。

そんでやっと乗れるよーになる。

  • 転んで痛い思いをするのはイヤだ
  • 転ぶのは恥ずかしい
  • 転んで自分が無能だと思いたくない

そーいうひとは転びません。

でも、永遠にチャリに乗れません。

ゼロをいくら足しても100にはならない……🥺🚲

Climb the ladder to Success a d don't let Failure weigh you down | Awkward  yeti, Heart and brain comic, Feeling like a failure

「失敗にも成功にもこだわらない」がうまくいく

静かに行くものは健やかに行く
健やかに行くものは遠くまで行く(イタリアのことわざ _

じゃー「成功したい! 成功者になりたい!😍」という人はどうか?

これも実はうまくいかんのです。

失敗の連続に耐えられないことが多い。

「成功にも失敗にもこだわらない人」

成功するのはむしろこっちです。

なぜなら、こういう人はずーっと「続ける」からです。

失敗を恐れる社畜は成功しません。

成功に執着する人もあんま成功しない。

「続ける」人がもっとも成功に近づく。

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終わりに エンジョイ失敗

「自由とは根本的に、失敗が許される自由である」

とアラン・ワッツは言いました。

「成功者になれ」と私たちの社会はいいます。

しかし、同時に失敗に極めて不寛容です。

失敗を許さない社会では成功は生まれません。

ただ失敗を恐れる臆病者が増えるだけ。

まあ社会がどんなにオワコンのクソでも、私たちは私たちです。

「成功しても失敗しても楽しい」

そういうマインドは、リタイアすると身につきます。

こっちの方が、結果的には成功しやすいでしょう。

「失敗しない臆病者」よりも、

「勇敢な失敗者」

になりましょー😘

 アラン・ワッツの動画(英語です)

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ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!