30歳1000万円でリタイア

150万円の家でひっそり隠棲 1000万円で生き残る

ファイナンシャルプランナーの「机上論」は無視していいです

「貯金1400万円の30歳会社員、投資で生活できますか?」

というM男氏の質問がAll Aboutにあった。

ファイナンシャルドクター氏の答えは「踏みとどまるべし」でした。

私は「さっさとやめちゃえよ😚」でした。

M男、仕事やめよ?

ファイナンシャルドクター氏はこういいます。

たとえば、現在に毎月20万円でゆとりのある生活ができていて、40歳でリタイアして90歳まで生きれば、その生活費の12倍の50倍が必要資金です。

20×12×50=1億2000万円

1億2000万円は物価上昇を見込まなかった場合。もし、2%の物価上昇が続けば、一気に数字は2億円に跳ね上がります。 

つまり、「資産食いつぶし」で30歳でリタイアするなら2億円必要。

10年後の40歳以降、投資元本から毎月20万円ずつ引き出しても、90歳まで資金が枯渇しないためには、投資元本2400万円を年率10%平均で運用する必要があります。今のM男さんの投資スキルなら、十分に可能なように見えますか?

40歳からリタイアしても、2400万円を年率10%で資産運用しなければならない。

ああ、ドクター!

リタイアはなんて困難なんでしょう……😭

30歳1000万円でリタイアしたおっさんの答え

M男、辞めるべし

私はリタイア可能だと思います。

彼はリタイア者の「盾と矛」をもっています。

矛は「投資」です。

去年は株の儲けもあり、200万円ほどの利益確定もできました。 

これはなかなかやべーです。

私のようなドヘタクソからすると神……😨

盾は「節約」です。

毎日、弁当生活、自転車で行動、1.2駅ぐらいなら徒歩で移動などの節約生活を送り、1400万円を貯金できました。

この血のにじむ努力、社畜時代を思いだすなあ……。

彼はもう節約マインドをゲットしてます。

ファイナンシャルドクター氏は触れてませんが、私はこの節約マインドがセミリタイアの近道だと考えます。

関連:【数式】「節約」がセミリタイアへの近道である理由

「生活費月20万円」は非現実な数字

「ふつうに考えたら月20万円くらいかかるだろう」

とファイナンシャルドクター氏は考えたでしょう。

しかし、30歳でリタイアしようと思う人間はふつうではありません……🤣

第一に、M男氏は節約マインドをもってます。リタイア者にありがちなマネーリテラシーが異常発達してるタイプでしょう。

関連:【情強】セミリタイア者のマネーリテラシーはメチャ高い

第二に、リタイアすると支出は減ります。労働のための経費、付き合いの出費、ストレス解消のための消費などはなくなります。また、リタイアすると生活が「洗練」されていきます。お金のかからない楽しみを発見します。

また、リタイアすると支出を抑えるような深層心理的な力が働きます。

手取り40万円であれば、月20万円で暮らすのにそれほど抵抗はないでしょう。

しかし無職になって「月20万円で暮らそう」とはふつうなりません……。

特に30歳1400万円という「貧乏リタイア」で「月20万円で暮らす」なんてまずありえないのです。

まあ高くても月10万円くらいで収まるでしょう。

関連:リタイア後の「お金が減り続ける不安」を解消するには

30歳という若さが武器になる

「投資で年率5%が稼げる」

としましょう。

1400万円ぶっこめば年70万円=月6万円ほどです。

「それじゃ足りない。生活費が10万円なら、毎月4万円の赤字じゃないか😨」

というかもしれません。

でも、月4万円くらいどうにかなりますよ🤣

ひとつは、リタイア後は投資スキルが磨かれるはずです。

兼業投資家が専業投資家になれば、おそらく5%から10%、10%から20%と稼げるようになるでしょう(しらんけど)。

もうひとつは、投資以外のお金稼ぎスキルが磨かれるでしょう。

30代の健康な成人男性がなんらかの方法で月4万円稼ぐことはそう難しくない。

完全リタイアならともかく、てきとーにバイトしたりショボい起業する「セミリタイア」ならよゆーのよっちゃんです。

これが机上論ではない「現実」でしょう😚

関連:セミリタイア後は「小さな事業を長く続ける」のです
関連:無職でもお金を稼ぐ方法はあるのです

クソな職場からは離れた方がいいのです

会社では上司から嫌われており、同僚は年収800万円もらっているのに、私の査定は最低ランクで、年収は580万円です。

想像するだけで胃がイテテです🤣

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「でもそれは恵まれてるんだぞ!」

とファイナンシャルドクター氏はいいます。

M男さんは、なんの支払いもせずに、会社から毎年580万円もらえているのですから、それはそれで立派なことです。しかも、同僚はそれよりさらに220万円も多くもらえている。その環境も恵まれているように見えるのですが、いかがでしょう?

「なんの支払いもせず」って……人生の時間を切り売りしてのお賃金ですけどね😅

たしかに30歳で580万円はわりと多いです。

でも、身近な人と比較するのが人間です。

ハーバード大学の学生に、「周囲が年収25000$で、自分は5万ドル稼ぐ」か「周囲が年収20万ドルの世界で、自分は10万ドル稼ぐ」だと、大半は前者を選んだ……って話があります。

  • 「職場のあいつは俺よりもらってる」
  • 「評価されてる😨」

ってのは相当なストレスでしょう。

  • 毎日嫌いな上司と会う
  • 査定は最悪
  • 同僚が自分より評価される 

うーん。

自分なら失踪してますね……🤣

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終わりに リタイアなんてわりとどーにでもなる

Youtubeにこんなコメントがありました。

53才でリタイヤ早3年 毎日がとても幸せです
凄く後悔してます もっともっと早くリタイヤしていればと
資産〇千万なければいけないとかの話は大げさ
いざとなれば株で月数万円ぐらいなら現実的、確実にに稼げるし
自分はリタイヤしてからは株やってませんが 株の売買も自分にとっては労働
労働はヤダー

そーなんです🤤

「リタイアには○○千万円必要!」

ってのは、ファンタジーな数字なことが多い。

現実には「割となんとかなる」のです。

そして、そのことを悟ると「もっと早くリタイアすればよかった😂」と後悔することになります。

私は自分の経験からしかいえませんが。

M男氏が仕事をやめたらハッピーになれると思いますね……😘

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著者:ミクさん - 問い合わせ- 全記事 - 当サイトの著作権はクリエイティブ・コモンズの表示—非営利となります。
ブログ制作日 2019年11月5日 エンジョイリタイアライフ!